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企業にプラスを生むWEBマーケティングやブランディングで、ビジネスを応援

WEBマーケティングとブランディングの専門家

山本裕之

山本裕之 やまもとひろゆき
山本裕之 やまもとひろゆき

#chapter1

Google広告やMEOなど、中小企業のWEB対策をサポート

 吹田市に拠点を置く「S.A.C」は、ブランディングやWEBマーケティングを中心に、多岐にわたる事業を展開しています。代表の山本裕之さんは、これまでBtoB企業のほか、店舗やクリニックなど業種を問わず、地域密着でサポートしてきました。
 「ホームページやポータルサイトへの掲出は、すでにどの企業も行っていますが、ネット対策がよく分からないという声は少なくありません。次のステップとして、Google広告やMEOを強化し、効果を上げてきました」と山本さん。

 ある美容院では、美容ポータルサイトの掲出を下位プランに変更し、200万円以上のコストダウンを図りました。あわせて、WEB広告とMEOに取り組み、新規顧客の獲得と稼働率アップに成功。「年間の広告費が大幅に浮いた分で、新たな層を獲得するため、SNSで動画配信を始めました」

 企業ごとにネットリテラシーは千差万別と言います。
 「一気に対策を進める方が効果的な場合もあれば、段階的に取り組むべきケースもあるので、企業の知識量に適したプランを提案しています。『なるほど』と思ってもらえるよう、丁寧に説明することは心掛けていますね」

 「やっていることは、応援に近いんですよね」と語る山本さん。依頼は紹介がベースで、所属する吹田市商工会議所などでのつながりで頼まれることも多いとか。選挙対策においても豊富な実績を持ち、政党を問わずニーズに応じた戦略を提案します。
 「まずは仲良くなって、お互いの人間性までよく知ることを大事にしています。中に入り込んで企業の強みと弱みを見つけ、売り上げアップなど〝プラス〟を導くためのアイデアを出します」

#chapter2

「メイドインジャパン」を次代につなぐ仕掛けづくりに力を注ぐ

 山本さんが最近手掛けているのが、吹田市にある建築資材会社の、一枚板のオンライン販売と、欄間(らんま)のリブランディングです。欄間とは、和室などで天井と鴨居の間に設けられる開口部材で、洋室の普及に伴い需要は低迷しています。
 「職人の技術を守りたいと試行錯誤されていました。広告業界で活躍するディレクターと連携し、伝統技術を生かしつつ、今の趣味嗜好に合った〝現代欄間〟にリブランディングするプロジェクトを提案。その足がかりとなるコストを確保するため、先に一枚板のオンライン販売を強化することに。検索ワードやユーザーの動線を整理し、商品ページを見つけやすくすることで、販売数が格段に増えました」

 町おこし事業で起業した山本さんは、当初から「〝メイドインジャパン〟を売りたい」との思いがあったそう。
 「ものに限らず、サービスや技術など、誇れる〝日本製〟は少なくありません。それを絶やさず、次につなげていく仕掛けを考えていきたいですね」

 起業以前は、コンタクトセンターの運営や研修事業などを行う会社で、マネジメントコンサルティングに従事。通信や美容業界を担当し、マーケティングや業界知識を身に付け、研修も手掛けました。その後、人材・販促領域のマッチングプラットフォームを展開する大手企業に転職し、広告営業や編集に携わりました。
 「コンタクトセンターでは、営業成績に貢献したオペレーターに還元できるような評価制度を構築したことも。がんばっている人に喜んでもらいたいと常に行動しています」

山本裕之 やまもとひろゆき

#chapter3

生産者の支援や、商工会議所での地域活動など、多方面で活動

 「もともとアンテナは広く、行動力はある方ですね」と自身を評する山本さん。企画中のプロジェクトも含め、その活動範囲は多方面にわたります。その一つが、〝第一次産業の復興〟を目指した生産者の支援です。現在、京都・亀岡や大阪・箕面の米農家と販売先をマッチングし、生産者の利益率を高める仕組みづくりを進めています。

 最近は、VTuberやSNSでライブ配信を行う配信者にも注目しているそう。
 「配信者には多くのファンがついていて、そこには新しい形の社会があると思っています。ファンが〝投げ銭〟などで配信者を支える姿に触れ、配信者の収益をより安定させる仕組みが生まれるのではと期待しています」

 また、生まれ育った吹田市に根差した活動も。吹田青年会議所を経て、吹田市商工会議所や青年部に所属し、まちづくり事業に取り組んでいます。
 「当初は、吹田青年会議所の青少年育成事業に興味があり、参画しました。今は、商工会議所青年部35周年記念事業の市民向けイベントの企画や、全国サッカー大会の誘致を進めています」

 山本さんは心理学にも精通し、中学生の頃から本で学んでいたそう。
 「人間の心理を論理的に理解できるのが面白く、広告や広報の戦略やマネジメントなど、さまざまな場面で活用しています。クライアントとも、ビジネス上の付き合いだけでなく、人と人の信頼関係を築くことに重点を置いています」と語る山本さん。〝応援〟をベースに、企業の目標達成を支えます。

(取材年月:2024年8月)

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山本裕之

WEBマーケティングとブランディングの専門家

山本裕之プロ

WEBマーケティング

S.A.C株式会社

Google広告やMEOを活用したWEBマーケティングにより、売り上げアップなど企業の目標達成をサポート。「メイドインジャパン」の技術やサービスを次代に受け継ぐブランディングにも力を入れています。

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