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今回のコラムは様々な消防設備の中でも「消防機関へ通報する火災報知設備」についてです。
「消防機関へ通報する火災報知設備」は、有事の際にボタンを押すことによって119番が自動通報されます。
消防機関の司令室へつながったあとは、自動的に本体ロムに録音されている音声メッセージ(住所・建物名・電話番号など)が流れます。
音声メッセージが全て完了したら、司令室から逆探知により通報装置に発信され、電話呼び出しがされます。
電話をとることにより司令室と直接会話ができ状況の説明ができます。
もし、逆探知による発信により誰も電話に出ない場合でも消防機関は有事の可能性と判断し、消防車が出動します。
用途(老人福祉施設等)によっては自動火災報知設備(火災報知器)と連動し、火災報知器の発報に連動して、
自動的に消防機関へ通報する火災報知設備が働き、119番通報までするように義務づられてます。
写真はとある施設の例です。
一番左が遠隔起動装置(消防署から逆探知してかかってきた電話はこの電話機がなります)、真ん中は通報連動停止スイッチ(自動火災報知設備と連動させるか、どうかをスイッチによって制御できます)、一番右は消防機関へ通報する火災報知設備の本体です。