海老名香葉子さんの想いを受け継いで

谷浦健司

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テーマ:子育て・教育

昨年末30日に海老名香葉子さんが亡くなられました。34年前の彼女と私たちの交流を思い出して下記の文章にまとめ、朝日新聞に投稿したところ採用され1月15日朝刊全国版「声」欄に掲載されました。掲載文は同日掲載紙をお読みください。平和を願い、行動し続けた海老名さんのご冥福をお祈りします。

「海老名香葉子さんの想いを受け継いで」
 先日、初代林家三平さんの妻で、東京大空襲の体験から平和活動を続けられていた海老名香葉子さんが亡くなられました。
 1991年夏、香葉子さんの体験をもとにアニメ映画『うしろの正面だあれ』が製作され、当時高校教諭だった私は生徒会執行部の生徒たちと一緒に上映会を観に行きました。生徒たちはその家族愛と戦争反対への想いに感動したので、私は彼女たちと一緒にパンフレットをもとに英語教材化(18ページ)して、授業で取り組みました。それも反応がとても良かったので教材や感想をまとめてお便りしたところ、香葉子さんからすぐに達筆の返信封書が返ってきました。「この度はお便りとともに教材のお届けにただただ嬉しく胸熱くなりました。東京大空襲はたった2時間の絨毯爆撃で10万人もの人を殺しました。せめて伝え残さねばと子や孫たちに聞かせるのです。先生、素晴らしいプリントを作ってくださってこういう形で戦争を教えてくださって心から心から感謝いたします。」
 生徒たちと私は手紙と香葉子さんの人柄に感動し、彼女の想いを受け継いでいこうと決意しました。

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谷浦健司
専門家

谷浦健司(教育アドバイザー)

高校教諭40年、大学生指導の経験をもとに教育講演や教育アドバイスを行います。英語教育では、映画「火垂るの墓」を英訳した独自教材が全国で評判に。思春期の子どもに寄り添う指導法や子育てのヒントを伝えます。

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