乙亥大相撲観覧&愛媛・野村訪問報告①

谷浦健司

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テーマ:イベント

昨日、大阪大学・NEOのむらの佐藤功先生のお誘いで、愛媛・野村町の乙亥大相撲を観覧に伺い、その面白さと野村の方々の温かさをとても感じましたので、2回にわたって報告します。

乙亥大相撲は、1852年の大火災をきっかけに火除けの願掛け相撲として始まり、その後地方祭・地方巡業として定着し、今年で174回を迎えています。以前は大鵬関や若乃花関、地元野村出身で片男波親方になった玉春日関や舞の海関なども参加され、今回も熱海富士関や地元野村出身の風賢央関始め、15名の力士と片男波親方が招待されていました。

目玉として、プロ・アマ招待選手取組みの五人勝ち抜き戦が何度も行われ、プロの力士が勝ち抜いたり、アマの選手が勝ち抜いたりで大いに盛り上がりました。アマと言っても、野村中学、野村高校、中央大学などの相撲部出身や在学の招待選手で、力士たちの先輩や同級生、後輩たちばかりで、地元野村や愛媛・四国に根付いた相撲熱の高さを実感し、層の厚さに驚きました。

稚児の土俵入りでは、熱海富士関や風賢央関が稚児を抱えてシコを踏んで土俵に立たせてあげて、まわりをご家族がオリジナルのぼりを持って囲みました。観客全員が「ヨイショ」と掛け声を掛けて暖かい声援と拍手を送り、会場は暖かい雰囲気に包まれました。

乙亥太鼓披露や相撲甚句、地元力士に贈られた化粧廻し披露や楽しく禁じ手を紹介した初っ切りなどもあり、実に面白く楽しい一日でした。なお、乙亥大相撲は本日も開催され、例年、九州場所後の火曜水曜と決まっているようです。興味のある方は来年以降ぜひご参加ください。





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専門家

谷浦健司(教育アドバイザー)

高校教諭40年、大学生指導の経験をもとに教育講演や教育アドバイスを行います。英語教育では、映画「火垂るの墓」を英訳した独自教材が全国で評判に。思春期の子どもに寄り添う指導法や子育てのヒントを伝えます。

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