Losing isn't an option.負ける選択肢はありません

谷浦健司

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テーマ:英語教育

米大リーグ、ワールドシリーズは、ロサンゼルス・ドジャースが劇的な逆転優勝で幕を閉じました。私も観られる日はBS放送やネット中継で、魅力的な選手たちの活躍とハラハラの試合展開に釘付けになりました。

優勝の立役者で3勝をあげた、山本由伸投手の優勝スピーチでの名言Losing isn't an option.が話題になっています。様々な報道によると、元々は山本選手が会見で「負けるわけにはいかない」と話したのを通訳の方が "Losing isn't an option” 「負けるのは選択肢にありません」と訳されたようですが、ドジャースタジアムでのセレモニー・スピーチで山本選手自身が英語でこの言葉を高らかに発したので、完全に彼の英語名言になったようです。

この一連の英語スピーチは集まったファンに感動を与え、ファンは山本選手が野球にも英語にも最大限の努力をする名選手というイメージを持ったに違いありません。

私たちは日頃、英語教育に関わっていますが、こんな自己表現ができる生徒たち・学生たちを数多く育てたいものです。

(参考)「山本由伸Vセレモニーでも用意周到」(サンケイスポーツ 2025/11/04 ネット配信)



トロント・ロジャーズ・センター球場(2019年8月著者撮影)

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谷浦健司
専門家

谷浦健司(教育アドバイザー)

高校教諭40年、大学生指導の経験をもとに教育講演や教育アドバイスを行います。英語教育では、映画「火垂るの墓」を英訳した独自教材が全国で評判に。思春期の子どもに寄り添う指導法や子育てのヒントを伝えます。

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