国立大学へのさらなる活性化策を

谷浦健司

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テーマ:子育て・教育

今朝の新聞に、朝日新聞と河合塾が今夏に実施した国立大学への調査で、87%に当たる学校が改修が進まない老朽化施設があり、教育や研究に影響が出ているケースも目立っていたとの記事が掲載されています。

私がこれまで関わってきているいくつかの国立大学でも予算不足の声は聞いています。施設はきれいに保たれる努力はされていますが、時々施設の一部に使用禁止の貼り紙がされていたり、機器が故障で使えないこともあるようです。

政府は老朽化施設の改善を最重要課題と位置づけ、文部科学省が5か年計画を策定しているようですが、補助金規模が小さくて進捗率は61%だそうです。

この秋は国立大学関係者のノーベル賞受賞が大きな話題になりましたが、今後とも高い教育水準を維持するためにも予算をさらに増やすことが望まれると思います。

(参考)『朽ちる国立大 進まぬ改修』朝日新聞(2025/11/2朝刊)


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谷浦健司
専門家

谷浦健司(教育アドバイザー)

高校教諭40年、大学生指導の経験をもとに教育講演や教育アドバイスを行います。英語教育では、映画「火垂るの墓」を英訳した独自教材が全国で評判に。思春期の子どもに寄り添う指導法や子育てのヒントを伝えます。

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