読書のすすめ〜読書週間にあたって〜

谷浦健司

谷浦健司

テーマ:子育て・教育

今日から読書週間になります。先週の新聞ネット配信にベネッセと東京大学が実施した調査に関する記事があり、読書をしない小中高生は半数に上り、約10年で1.5倍に増えているという実態が明らかになっています。

読書をしない割合は学年が上がるとともに高くなり、一方、スマホの使用時間は学年が上がるごとに増えているようです。一概に読書が良くてスマホが悪いとは言えませんが、先週の大英研例会でも明らかになったように読書でまとまった文章を読んだり、著者の意図をしっかり読みとったりすることの習慣化はこれからももっと大切になってくると思います。

学校では、朝のSHRで「朝ドク」に取り組んで本を読むことを習慣化させたり、読書ノートを配布してたくさん読んだ生徒を表彰したり、教室や廊下に書架をつくって本や洋書を置いたりしています。家庭でも、読み聞かせをしたり、家族で読書時間を設定したりしている話を聞きます。

読書と学力の相関はよく指摘されており、学校や家庭で様々な取りくみが求められています。

(参考)『「読書ゼロ」小中高生の半数、約10年で1.5倍に』毎日新聞(2025/10/24配信)


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谷浦健司
専門家

谷浦健司(教育アドバイザー)

高校教諭40年、大学生指導の経験をもとに教育講演や教育アドバイスを行います。英語教育では、映画「火垂るの墓」を英訳した独自教材が全国で評判に。思春期の子どもに寄り添う指導法や子育てのヒントを伝えます。

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