『新英語教育10月号』(高文研)私の記事紹介③

谷浦健司

谷浦健司

テーマ:英語教育

『新英語教育10月号』(高文研)に私の記事が掲載されたので、3回に分けて紹介します。
(なお、若干改変していますので、詳しくは雑誌を購入してお読みください。)
​​
被団協ノーベル平和賞受賞理由を教材にして学ぶ
 平和教育プロジェクトを学習した後、 日本被団協がノーベル平和賞を受賞したというニュースが流れました。生徒たちもニュースを見ていて、プロジェクト映像に登場していたトシユキさんたちが受賞で喜んで泣いていたねと話に来てくれました。ノルウェー ・ ノーベル委員会がその受賞と受賞理由を発表しているのを聞いて、格調高く論理的な文章だったので、 委員会HPから取り込み、 訳読プリントを作成しました。 構成はまず重要語句の日本語訳を穴埋めしながら読解する形でその後感想を書かせました。授業では最初にスピーチ映像を見せた後、プリントに取り組ませました。 難しい単語も多かったですが、 説明をしっかり聞いてくれて、 題材の力を強く感じました。
【生徒たちの感想】
・長年原爆の苦しい体験を伝え核兵器廃絶を草の根で訴える運動され報われたと感じました。
・テレビニュースで広島の高校生がノルウェーの高校で原爆の話を授業しているのを観てすごいと思いました。伝えていくのが大切と思いました。
・I hate war and love peace. We must never use nuclear weapons again.

おわりに
私は教職志望の大学生に、教師の仕事は生徒たちの心を育て、外国語(英語)を学ぶのを好きにさせることだといつも話しています。 そのために教材にこだわって生徒たちの人格形成に寄与してほしい。そして英語の授業でこそ平和を愛する心を育て、どんどん学びたいと考える生徒 ・学生たちを育ててほしいと考えています。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

谷浦健司
専門家

谷浦健司(教育アドバイザー)

高校教諭40年、大学生指導の経験をもとに教育講演や教育アドバイスを行います。英語教育では、映画「火垂るの墓」を英訳した独自教材が全国で評判に。思春期の子どもに寄り添う指導法や子育てのヒントを伝えます。

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

英語教育や学校現場を知り尽くす教育アドバイザー

谷浦健司プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼