男女混合名簿について
数日前の朝日新聞朝刊23面に「国立大教育学部「復活」の波〜教員の志願減深刻 自治体は切望」という記事がありました。この間、福島大、山形大、富山大、鳥取大で教育学部や教員養成コースが、教員採用試験応募者減に悩む教育委員会や自治体の強い要望や動きを受けて「復活」しているという内容でした。
教員の大量定年退職や教職志願者の減少で、全国で教員が不足し、なり手不足が問題になっている現状の中、教育学部の復活に大いに期待したいところです。私が勤務している大学の教職課程でも、この動きに合わせて教職の魅力を大いに語り合いたいです。
さらに言えば、教育委員会や自治体などの行政は、教員の勤務時間や勤務条件など勤務環境の改善に、知恵を出して積極的に取り組んでほしいです。民間が好条件で採用を進める中、教員のやりがいや責任感だけに依拠する運営は先細りになりかねません。行政にも真剣な取り組みを期待したいところです。



