『新英語教育10月号』(高文研)私の記事紹介③
先週、研究会全国大会分科会世話人のレポート検討会がオンラインで開催され、対話とは何か、対話と会話の違い、対話を深める授業とはどんな授業か、が話題になりました。
会話は天気や趣味などたわいもないことから始まり、情報交換や交流などを目的とするコミュニケーションだと考えられています。英語の授業では、How are you?から始まる英会話・挨拶が典型例です。一方、対話は、お互いの理解を深め合ったり、新たなアイデアや考察を生み出すより深いコミュニケーションだと考えられています。相手の意見や考えを聞き、なぜそう思ったのかとか聞きながら、自分の意見や考えも出し、共感し合ったり深め合ったりする必要があります。
授業では教科書などの考えさせる内容を持つテーマについて、知っていることや調べたことを出し合い、どう思ったか、なぜそう思ったかを話し合って、理解を深めたり創造的なものを生み出します。英語で話す際には話しやすいようにテンプレートやフォーマットを用意する必要があるかもしれません。
本番の分科会では、発表者がどのような工夫をして、対話を深めたのかを伺うのが楽しみです。
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