水素を通じて健やかな体づくりをサポートする専門家
稲石陽
Mybestpro Interview
水素を通じて健やかな体づくりをサポートする専門家
稲石陽
#chapter1
水素機器メーカー「SUISO JAPAN」代表の稲石陽さんは、順天堂大学病院との共同研究のもと、国産の水素総合機器ブランド「Suilive(スイリーブ)」を展開しています。家庭用から業務用まで用途に応じた製品をそろえ、医療や美容、農業、スポーツなど多方面で導入されています。
「体のすみずみに行き渡る小さな水素分子を生成し、癒やしのひとときをお届けします。神経系など専門分野の異なる6名の監修医が、水素の働きを科学的に見つめているのも特徴です」
稲石さんが何よりも大切にしているのが、ものづくりへの誇りです。社内基準を満たした職人が一台ずつ精緻に仕上げる「匠式製造方式」を採用。部品交換でアップグレードできる設計とし、コストを抑えながら長く愛用できる体制を整えています。
「私どもは『水素と生きる時代』を指標に掲げています。買い替えて消費するのではなく、日本が誇るものづくりの技で仕上げた一台を大切に使い続け、生涯をともに過ごしていただく。それが私たちの願いです」
大阪府高槻市の本社をはじめ、大阪・京都の百貨店、東京・福岡の商業施設にショールームを開設。手軽なコンパクトサイズから、キッチンや浴室、庭など住まいのあらゆる水栓につなげる据え置き型、さらにペット専用ハウスまでそろい、実際の使い心地を体感できます。専任の担当者が使い方やセルフケアを案内し、「1年点検」や分解して整える「オーバーホール点検」など、納入後も末永く寄り添います。
#chapter2
学生時代はプロを目指して野球に打ち込んだ稲石さん。夢半ばで断念し、高校卒業後は旅客鉄道会社へ就職します。
「かねてより『人のために働きたい』と考えていました。車掌としてお客さまを運ぶ仕事にはやりがいがありましたが、経営者として裁量を発揮したいと、戦略的に転職を重ねました」
提案力を磨くため不動産業でセールスに従事し、ルート営業を学ぶため国内大手の自動車メーカーにも勤務。独立して新車の輸出を始めるも、コロナ禍で物流が滞り会社を畳むことになります。
「人生のドン底を経験し、今後を模索する中、知人にすすめられた水素機器が転機になりました。試すうちに水素の可能性を見いだし、自らの手で作りたいと一念発起したのです」
2020年、全てにおいてマイナスからのスタート。それでも「水素の可能性を信じ、人のために役立ちたい」という信念は、静かに成果へと結び付いていきます。
「宣伝せずとも、ホームページを見て購入される方がいらっしゃいました。お客さまがご家族のように元気で過ごせることを願い、親身に寄り添う。そうしてご縁を紡ぐうち、まわりへ紹介してくださる方が増えました。理念に共感してくださる事業者も多く、欧米や中東など約27カ国へ製品を届けています」
#chapter3
企画・設計・製造まで自社で一貫し、医療機器産業に特化した品質マネジメントシステムの国際規格・ISO13485を取得。公的機関のあいち産業科学技術総合センターで水素濃度の測定や安全性試験を行い、精度を高めています。
「フランスの名門サッカークラブ『パリ・サンジェルマン』にも『Suilive』を納め、各競技のプロアスリートにリカバリーやコンディショニングで愛用されています。日々練習に励む子どもたちが望む舞台で力を発揮できるよう、日頃のケアに役立ててもらうことも目標の一つです」
その確かな技術力を生かし、水素関連機器や電解槽の製造を請け負うOEMにも対応。国内向けのPSE、欧州向けのCEマークの認証取得も担い、円滑なビジネスを支えます。農業法人と連携した次世代型水耕栽培の開発にも取り組み、生育や栄養価、食味を多角的に検証しながら普及を進めています。
「人間や動植物が生存する上で、水素の可能性を追求し、水素を通じて『人のために尽くす』という本質を果たしたいと考えています。医学的な知見を備えた医師の力も借りて、心身ともに世界一の水素総合機器メーカーを目指して日々精進したいですね」
(取材年月:2026年7月)
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Profile
水素を通じて健やかな体づくりをサポートする専門家
稲石陽プロ
水素総合機器メーカー
株式会社SUISO JAPAN
医療機器産業の品質マネジメントシステム・ISO13485を取得し、順天堂大学病院と共同研究した水素吸入器「Suilive(スイリーブ)」を、家庭やペット、医療、美容、農業、スポーツなど多方面へ導入。
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