悲しみの中で立ち寄った神社で、ふと不安になった日 ~喪中・四十九日と参拝の本当の意味~

藤井俊平

藤井俊平

テーマ:QアンドA

【質問の内容】
11月下旬に父を亡くしました。
仕事をしながら入院中のお見舞、葬儀も終わり、精神的にも疲れており、12月前半、気分転換にと日帰りで近場の温泉に行った帰りに、きれいな神社があり、立ち寄って、父の冥福を祈り、泣きそうになりながら帰路につきました。
その後、49日までは鳥居をくぐってはいけない、神社に立ち寄ってはいけない、参拝なんてとんでもない、というしきたりがあることを知り、真っ青です。
実は、一緒に行った彼の母親が先日亡くなりました。
その件とかかわりあるのでしょうか・・・
もしかして、本当に罰当たりなことをしてしまったなら
どうしたらよいか気になっています。
常識を疑われるかもしれませんが、全くの無知でした。
でも、もうしてしまったことはどうしようもないのですが
よろしければ、今後何かできることがあれば教えて下さい。

【回答いたします】
まずは、お父様、そして彼氏のお母様がお亡くなりになったとのこと、大変ご愁傷さまでございます。 

結論から申し上げると、鳥居をくぐってしまったことと彼氏様のお母様が亡くなったことには、因果関係というか、
鳥居をくぐったことで、亡くなったということはありませんので、お気になさらないでください。 

すでにご存知のことかと存じますが、神道(神社)においては、亡くなることを穢れ(けがれ)とし、神聖な境内(けいだい)を穢す(けがす)ことの無いように神社への参拝を控えるとされています。 誤解していただきたくないのは、穢れ(けがれ)は汚いとか悪いということではありません。 「生命の秩序が乱れた状態」「非日常・異界に触れた状態」にあって「いつもの自分と違う」から、神様に会いに行くのを自分の意志で控えるという考え方に由来しています。ご質問者様は、たまたま通りかかった神社に美しさを感じ、ふとお参りをされたわけですが、見方を変えれば、「神様が、自分を呼んでくれた、引き寄せてくれた。」と考えることも出来ます。お参りをされた時は、心の癒やしを感じたのではないでしょうか?そのお気持ちを大切にしていただければと存じます。 

人によっては、「罰当たりだ」とか、「神社が穢れる」とおっしゃる方もいらっしゃることでしょう。ですので、このことは、神様とご質問者様だけの秘密にしておくことをお勧めします。この後、節目節目で、訪れた神社にお参りしたくなる気持ちが湧いてくる時もあるでしょう。「神様に呼ばれているな」と受け止めて、ぜひご参拝なさっていただければと存じます。

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藤井俊平
専門家

藤井俊平(葬儀業)

株式会社せれもに

「ライフエンディングサポート」サービスにより、高齢者が抱えるさまざまな悩みをまとめて解決に導く。信頼関係を築き、葬儀について元気なうちから備えていただくことで、安心してお別れに臨んでいただく。

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