葬儀に子供をつれてくることはどう思っているの?
【質問の内容】
質問です。棺桶の中にも外にも、お墓にもどうしてお花を飾るんですか?
【回答いたします】
どの側面から回答すればいいのか迷ってしまいますが、まずは、お気持ちの問題からお話させてください。
母の日にカーネーションを送ったり、お祝いのときにお花を送ったりするのは何故なのか考えてみると、送る側の気持ちとしては「感謝」の気持ちを花に託して伝えていると言ってもいいでしょう。故人に対する生前の関わりにおいて感謝や敬意を示す方法としてお花を贈ることは、自然なことと思います。お柩の周りにお供えされたお花はお別れの最後にお柩の中に収められますし、葬儀の後も元気で家族が暮らしていけることへの感謝、報告の意味を兼ねてお墓にお花をお供えしていると考えてみてください。
宗教的な意味合いについては、GPTの力を借りました。
【仏教】
①無常の象徴
花は咲いて美しい時期があっても、やがて枯れて散っていく。
②供養と尊敬の心
清らかなものを差し上げることで、自らの心を清め、謙虚さを養う。
③功徳を積む行為
花を供えることは布施の一つであり、功徳を積む行為とみなされる。
④香りと美しさで場を清める
花の香りや姿は、場を浄め、参列者の心を穏やかにしてくれる。
【キリスト教】
① 復活と永遠の命の象徴
花は「枯れても再び咲く」性質を持つため、復活・永遠の命の象徴となる。
②神への賛美と感謝
花を通じて「命の尊さ」「神から与えられた自然の恵み」を表現する。
③慰めと希望
悲しむ遺族や参列者に対して慰めと希望を示すため。
④愛と祈りのしるし
「花を贈る」ことは目に見える形での祈りや連帯を表す習慣として受け継がれている。
同じ「花」であるのに込められた意味合いが違うのが興味深いです。地域、風俗、文化の違いによってお花の現れ方が変わってしまうとも言えるでしょうか。 「何故お花をたくさんお供えするのか?」の回答にはなっていないかもしれませんが、「自分が何故、そのことに疑問を持ったのか」をお考え頂けたら、なにかの気付きになるかもしれません。



