心残りがあります。

藤井俊平

藤井俊平

テーマ:QアンドA

【質問の内容】
葬式の時にお花を棺桶に入れる際担当してくれた葬儀屋の方が床に落ちた花を渡してきました。確かに他人からしたら最後は火葬で燃やされるだけですが、それを見た時あまりにも辛くて、花を無駄にしないため普通のことなのでしょうか?ずっと胸に突っかかりがあります。教えて頂きたいです

【回答いたします】
床に落ちている生花を渡されるまま、収めてしまったことを見て、ずっと胸に突っかかておいでなのですね 

葬儀社の方がどんなつもりであったかは、想像するしかないのですが、故人に献上されたお花であるからこそひとつも余さず、収めるべきとお考えの方だったなのかもしれません。我々が経験則的に良かれと思ってすることが、必ずしもご家族のご意向にそぐわないことは起こってしまいます。お渡しする時に手からこぼれてしまい落ちてしまうこともよくあります。その際は、当然お詫び申し上げるのですが、葬儀は後戻りができないだけに、我々もなんとも言えない気持ちになってしまいます。

落ちた生花が収められてしまった事は残念なことです。
叶わぬとは存じますが、それでも願わくば、「故人様に生花を手向けつつ、ご自身のお気持ちを伝えることができた」ことにお気持ちを集めていただき、大切な思い出としていただければ良いなと考えております。

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藤井俊平
専門家

藤井俊平(葬儀業)

株式会社せれもに

「ライフエンディングサポート」サービスにより、高齢者が抱えるさまざまな悩みをまとめて解決に導く。信頼関係を築き、葬儀について元気なうちから備えていただくことで、安心してお別れに臨んでいただく。

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