霊柩車の事故があった場合の葬儀はどうなる?
【質問の内容】
カーク氏のニュースがあった後なのでふと思い出して、Twitterで葬儀の検索を掛けたら出てきたので質問させてください。お偉いさんたちはが亡くなった時、棺桶にはお花のみしか入れることが出来ないのでしょうか?
【回答いたします】
社会的な地位の差によって副葬品が変わるということはありませんので、一般的な考え方についてお答えします。
副葬品についての考え方は、火葬/土葬 宗派宗旨 及び民族的慣習や文化的背景、風俗によって様々です。日本においては火葬することを前提に不燃物や危険物は収めることができませんし、土葬においては自然分解が進まないものや有毒性があるようなものは収めることができません。キリスト教においては花と写真ぐらい、イスラム教においては原則禁止であったりします。行政によって禁止品目を明文化して規定している場合もあります。
ここからは私見ですが、土葬文化においては盗掘の可能性がゼロではない事も関係しているように思います。海外においては、副葬品と言う考え方自体があまりないのかもしれません。生花は献花として手向けることになるので、日本の様にお柩の中を花でいっぱいにすることはあまりないように思います。一方で海外の方の葬儀を日本で行った際は、日本式に生花をたくさん収めて、副葬品も収めてお別れしました。参列の方も特に違和感なくお別れをなさっていたので、宗教の教義、信条に反しない程度であれば、副葬品を収めることも許されるのかもしれません。よって、お花以外の品をお柩に収めてお別れをしている可能性はゼロではないと考えています。つらつらと自身の愚考を書いてしまいました。実際に海外の葬儀を体験している訳ではないので、海外の葬儀について詳しい方のお考えを聴かせていただきたいです。
【余談】
映画ブラックレインで、「日本人は形見分けをする」みたいなシーンがありましたが、主人公に銃を取らせる方便だったような気がしています。故人の愛用の品を形見分けしたりするのは海外の方が一般的ではないかと勝手に思っています。



