葬儀社で働いていて天職だなと思っている時はある?
【ご質問の内容】
葬儀屋がするのは葬儀だけだと思ってましたが、色々やっているんですね。ウェブなどもリンクから見ました。少し気になったので野暮な質問かもしれませんがさせて下さい。葬儀をやっていて、面倒だなと感じたり疲れたりすることはやっぱりありますか?
【回答いたします】
弊社のサービスを御覧いただきありがとうございます。仰るとおり、様々なサービスを展開しております。すべては、お別れに関わる全ての方に、納得いただける葬儀をお手伝いする為に、気がつけば、この様な広がりを持つこととなりました。 皆様が、葬儀屋さんと会うのは、誰かが亡くなった瞬間です。 初対面で、それなりに費用がかかる葬儀の打ち合わせをして、皆が納得できる様な葬儀を行うのは、神業に近いと思っております。元気な内から顔見知りであったら、いくらか安心していただけるのではないか?という発想です。
ご質問の内容ですが、葬儀の質は豪華な祭壇やお棺で決まるわけではありません。究極的には担当者の人間性やご遺族と故人の関係性によって決まります。その点で、それなりの配慮、手配が私共の本来の仕事と言える訳です。そう考えて日々業務に携わっています。だから当然、疲れます。どんなに誠意を尽くしても、届かないこともありますし、費用にこだわって、必要なものも削ってしまって、葬儀がうまくいかないこともあります。
また、葬儀社あるあるですが、不思議と人が亡くなるタイミングが重なることが多く、深夜の近い時間帯に、2件も3件も葬儀のご依頼がある時は、寝不足になります。身体的にも精神的にもタフでないと務まらないと思います。(あくまで私の感想です)



