葬儀の服が黒なのはなぜ?

藤井俊平

藤井俊平

テーマ:QアンドA

【ご質問の内容】
なんで、葬儀をする時は黒い服なんですか?

【回答いたします】
黒は「死」「悲しみ」「闇」を象徴する色として古くから「喪」にふくす期間の衣服の色と認識されていました。そもそも、日本では葬儀においては、白色を着用していました。武士の切腹時の服装や昔の幽霊も白の着物を着ていることが多いと思いますが、明治天皇の崩御において、西洋の考え方を導入して黒の着用が普及していきました。葬送儀礼ですので、本来着用するのは礼服になります。究極の正装はモーニングコートや燕尾服になりますが、皆さんが着用されているのは、準礼服、略礼服と呼ばれるものです。その色調が黒であるということになります。

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藤井俊平
専門家

藤井俊平(葬儀業)

株式会社せれもに

「ライフエンディングサポート」サービスにより、高齢者が抱えるさまざまな悩みをまとめて解決に導く。信頼関係を築き、葬儀について元気なうちから備えていただくことで、安心してお別れに臨んでいただく。

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