気になるけど、つかめない─創価学会の“実際”とは?ー
【ご質問の内容】
昔の人の葬儀ってどんな感じでしたか?大正、昭和何か知っていることがあれば教えて欲しいです。
【回答いたします】
専門家ではありませんので浅薄な知識ですが、皆さんになじみのある現代の葬儀は大正時代に確立されました。葬儀屋さんの誕生です。それ以前は、集落とお寺の総出の行事でした。村八分という仲間はずれの人を指す言葉がありますが、残りの2分というのは葬儀と火事のことを指しています 。お寺の庭や自宅において葬儀にための仮の建屋を建てたり、祭祀を司る道具を準備して葬儀を営み、お墓まで葬列を組んで移動して埋葬するまでのお手伝いをしていました。
昭和の葬儀を象徴するような葬儀式は昭和30年代ごろから普及し始めて高度経済成長と共に派手になっていきます。
検索のキーワードとしては
「葬列、葬具、互助会、一柳葬具総本店社史」などが参考になると思います。
書いていて質問に的確に答えられているか不安になってきました。よろしければお聞きになりたいことをもう少し具体的に教えてください。
参考図書としては、趣味で葬儀の歴史を俯瞰したいのであれば「葬儀概論」という書籍がよくまとまっていると思います。学術レベルの入門書でしたら、山田慎也さんや碑文谷創さんの書籍をおすすめします。
学術書系で高いですが、ご参考ください。



