質屋の「しちまる」と前掛け
先日、一般社団法人 終活カウンセラー協会が主催する 終活カウンセラー初級検定を受験してきました。
結果は見事合格、無事終活カウンセラーを名乗れるようになりました。
終活カウンセラーとは、「終活」に関して「カウンセラー」としてじっくり話を聴けるスキルを持った人間のことです。
終活に関する抽象的な「悩み」の中身が、どの分野の悩みであるのか、またどの専門家が必要であるかを見極めるシニアのお困りごと案内人で、必要な専門家への橋渡しをすることが主な役割です。
当協会では、相談者が次に何をすれば良いか、また「話しを聴いてくれた」と喜ばれるスキルを有する人間を育成しています。
さて、今流行りの「終活」とは、人生の終わりのための活動の略です。
エンディングノートや遺言を作成したり、どのように葬儀を執り行うのか、また財産分与はどうするか、死を迎えるまでの介護はどうするのか、人生の終焉に向けて様々な事柄を整理していく必要があるなかで、各種専門家と相談しながらよりよい人生のエンディングを迎えるための生前活動をさします。
質屋が終活に関係あるの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、それが大ありなんです。
大切にしていた指輪を娘にあげるといっても、こんな古いデザインの指輪なんかいらないと断られたり、お亡くなりになられた後でご親族の間で取り合いになったり、公平な形見分けというのが難しい場合もございます。
また亡くなった際に遺品が多いと、残された親族の皆さんはその片付けが大きな負担になる場合があり、安易に遺品整理をうたう業者に丸投げしてしまう場合があります。便利ではありますが、適正な価格で処分できたのかどうかといいますと、はなはだ疑問な場合もあるように思います。
せっかく大切にしてきた品物は、まだ元気で意識もしっかりしているうちに、信頼のおける業者を自ら選び、きちんと整理しておく必要があるのではないでしょうか?
また、終活のご相談を受けられる専門家(弁護士、会計士、行政書士、銀行保険会社の営業担当等)の皆様で、宝石・貴金属・高級ブランド品等のご処分に困られたり、適正相場の見積もりが必要な場合は、ぜひ弊社に一声御声がけいただければ幸いです。
弁護士先生のご依頼で、商品査定ならびに見積もりをさせていただいた実績も多数ございます。
米国宝石学会宝石学修了士(GIA.GG)の資格を有したプロの目で、しっかりと査定させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。