不動産コンサルティングの専門家
今西頼久
Mybestpro Interview
不動産コンサルティングの専門家
今西頼久
#chapter1
今西土地建物株式会社は、創業から50年以上の長いキャリアを持つ老舗企業。関西不動産情報センター会員(関西一円の信託銀行・都市銀行不動産部、銀行系列の不動産会社、大手電鉄系・ゼネコンなどの直系会社、老舗の不動産会社など“信用と実績”を誇る不動産組織)にも名を連ねる、関西不動産業界の優良企業です。
「世の中の人々が求める不動産サービスは、“売る”“買う”“借りる”“貸す”の代表的な四つの機能だけとは限りません」と話すのは、今西土地建物株式会社で専務取締役を務める今西頼久さん。「雨漏りや耐震などの身近な悩みから土地の境界線や相続の問題に至るまで、不動産に関することならどんなことでも相談できる場が世の中には必要です。不動産の仕事は多岐にわたりますが、私たちは悩みを解決するために必要なサービス内容をわかりやすく提示し、そのサービスを通してどのような利益を享受することができるのかをできるだけ明確にしていきたいと考えています」
今西さんのもとには不動産にかかわる、あらゆる相談が舞い込んでくるのだとか。「以前、古くなったビルの外壁を補修したいとお考えのお客さまがいらっしゃいました。しかし、そのビルの規模になると補修工事の足場を組むだけでも1000万円以上のコストがかかります。私は“ビルとして利用する”、“売却する”、“テナントを募集して第三者に貸す”の三つの選択肢を提案し、それぞれに必要なコストや情報を提供しました。結果的には外装だけではなく、内装も工事することに決まったのですが、幅広く検討できたことにお客さまはとても満足してくださいました」
さらに、業界内のネットワークを生かし、比較的ローコストで質の高い工事を実現できたそうです。「長年かけて築き上げた幅広い顧客層やネットワークも当社の強みです」と、今西さんは言います。
#chapter2
創業以来、“ご信頼にお応えします”というモットーを掲げている今西土地建物株式会社。「土地や建物のことでお困りの際、私たちの顔がお客さまの頭に浮かんだのであれば、“今西に頼めばなんとかしてくれるはず”といった期待を少なからずお持ちだと思いますので、その期待を裏切るようなまねはできないですね。お悩みや問題の解決につながるようなアクションを迅速に起こしていくように心がけています」
幼少期から父親で代表取締役の恭晟さんの働く姿を見てきた今西さん。お客さまとのエピソードを楽しげに話し、不動産の仕事が大好きだと言います。「楽しそうに働く父親を見てきたおかげで、自分自身も前向きに仕事に取り組むことができたと思います。一番近くに、良いお手本があったことは私にとってラッキーでしたね」。父親への尊敬の念を忘れない心が、お客さまに対する感謝の心や誠実な姿勢につながっているように感じました。
#chapter3
不動産会社が世の中の人々に心から信頼されるには、長い時間を要すると考える今西さん。「例えば、不動産に関して初めてお手伝いさせていただいてから5年の時を経て、再度ご相談を持ちかけてくださるお客さまもいらっしゃいます。今西土地建物株式会社がいつまでも世の中の人々から信頼される企業であり続けるためには、目立たず確実に次の世代にバトンタッチできるような土台を作ることが重要な作業。それが私に課せられた役割だと感じています。本当は“目立ちたい”っていう願望も多少はあるんですけどね(笑)」
今西さんは立命館大学経営大学院にてMBAコースを履修中。経営者の立場から不動産コンサルティングの提供を実現しています。「“人”、“モノ”、“金”のように経営資源の一環として不動産を考えてほしいと思います」経営者の視点からお客さま本位の不動産コンサルティングを提供する若きリーダーが、不動産業界の風雲児となる日はもうすぐそこまでやってきています。
(取材年月:2009年11月)
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