「使用していなかったベランダに!」大東市のハチの巣駆除
駆除実施地域
大阪府茨木市内マンション
ハチの種類
アシナガバチ
巣作りされている所
共用部の受水槽
お客様のお悩み
マンション敷地内の裏手辺りに設置されている受水槽に
ハチに巣作りされているのを発見したため,受水槽の
清掃が開始出来ない!
ということでお困りのご連絡を頂いたのですが,そんな
状況を発見なさったのは清掃業者様だったのです。
マンションの受水槽ということは必ず定期的に清掃を
行うことになっているのですが,今回もいつも通り現地に
到着したところ,受水槽近辺にてハチが行き交っているのを
作業員の方が発見!
ハチの行く先をよく確認してみたところ,なんと
受水槽の上部辺りの外枠部分に蜂の巣があり,多数の
ハチが群がっていたので危険と判断。
ですので作業は中止せざるを得なかった...
すぐに管理会社様にご報告されたのでした。
そんな報告を受け,すぐに現地の確認を行ったところ
なんと受水槽の上部に蜂の巣があったのですぐに駆除を
検討することになったのです。
しかしまたか...
という心境でもあったのです。
実は当マンションの敷地内では過去にもハチに巣作りされて
しまったことがあり,その際は受水槽というわけではなく
同共用部の別箇所だったのです。
その際はアシナガバチで巣は小さくハチの数も少なかったので
管理会社様が駆除なさっていたということ。
今回も蜂の巣の見た目は前回と似たような感じだったので
アシナガバチと判断されたのですが,今回はハチの数がかなり
多数だったので自社での駆除は断念。
そしてこんな貯水槽などに巣作りされていたなんて全くの
想定外だったので驚きを隠せなかったのです。
しかし清掃業者の方が刺されるなど被害が発生している
わけではなかったので不幸中の幸いと感じられた。
作業が開始出来ないですし,日程の調整も必要になるので
早急になんとかしてほしい...
こういったお悩みでございました。
お客様のお悩み,まとめ
①受水槽などに巣作りされるのか
➁清掃作業が開始出来ない
私(ハチ駆除専門業者)の考察
お客様のお悩み①に関しまして
マンションやビル,病院,施設などの敷地内に設置されて
いる受水槽というのもハチに巣作りされてしまうことのある
ポイントの一つになるのです。
まさかの箇所になりますが,水槽部分の側面や底面部などが
標的となってしまい発見が遅れてしまうケースが多いのです。
設置されている箇所がポイント
マンションや施設などに設置されている受水槽というのは
敷地内の裏手辺りに設置されているケースが多く,普段
どなたも気になさらないのが通常でしょう。
裏手に設置されているということはほぼ人目にふれる事が
無いので,そんな状況下でハチにとっては快適に暮らせる
ポイントになってしまうというわけです。
そして受水槽周りにはフェンスが設置されていることが多く
関係者以外は立ち入れませんので,更にマンションの入居者の
方々などが状況を把握するのは困難になってしまうのです。
過去にはこんなケースも。
物件はマンションになり受水槽は敷地内の裏手に設置
されている状況で,普段あまりどなたも赴かない箇所。
そんな中,入居者のお子様方が敷地内にて遊んでいたところ
該当の受水槽付近を通りがかった際,複数のハチが飛んで
いるのを発見!
蜂の巣があるかもと興味津々で辺りを確認したところ
なんと受水槽に大きな蜂の巣があるのを発見したので
すぐに親御様にご報告された。
こういったケースもあったのですが,意外とお子様が
蜂の巣を発見するというケースもよくあります。
大人の目線の高さでは目視出来ないような箇所もお子様の
目線であれば確認出来たり,異変を察知しやすいというのも
蜂の巣の発見に至りやすいということでしょう。
更にはこんなケースも。
同じくマンションの敷地内裏手に受水槽が設置されている
状況で普段人が立ち入ることは無い状態。
住宅街だったため,マンションの敷地外には戸建て住宅が
複数隣接していたのですが,裏手の受水槽の設置箇所外側にも
戸建て住宅が隣接していたのです。
少し距離はあったのですが,裏手にお住まいの方が頻繁に
頭上をハチが行き交っているのを発見!
最初はたまたまかと思っていたのですが,日に日にその
ハチの数は増加していったため,何処かに巣作りでも
されているのかと気になり,周辺の点検を行うことに。
するとお隣の該当の受水槽に蜂の巣があるのを発見した!
という事態もあるのです。
やはり住宅街などであれば敷地通しが隣接しているケースが
多く受水槽の設置されている箇所によってはマンションの
入居者様には何の影響も無くても,近隣にお住まいの方々に
影響が出てしまう事態もよく発生するのです。
ですので受水槽が敷地内の裏手に設置されており,周辺が
住宅街であればそのような事態が発生することもあるという
事を御理解頂く必要があります。
定期清掃の前に点検を行っておくべき
受水槽の定期清掃がある場合は必ず事前に管理者の方は
水槽全域の点検を行っておくことをお勧め致します。
その点検も前日などに行ってしまうと万が一ハチに巣作り
されている場合,早急に対処することが困難になりますので
必ず時間に余裕を持って点検を行い対処しておく
ことが重要になります。
清掃を行う時期によっては既に巣は巨大化しておりハチの
数もかなり増加しているという状況も多く,思わぬ事態に
陥ってしまうケースもありますので,そんな事態を回避
するためにも出来る限り早期の時期から点検を行って
おくことが重要でしょう。
お客様のお悩み②に関しまして
今回のケースのように受水槽部分の点検が全く行えて
おらず,そんな状況下でハチに巣作りされてしまうと
間違いなく清掃作業が行えないなど様々な弊害が
発生してしまうのです。
集合住宅や施設の共用部は注意が必要
受水槽以外にもやはり共用部に巣作りされてしまうと
入居者の方々以外にも業者の方々など様々な関係者の方に
影響が及んでしまう事になるのです。
- 植木や植え込み
- 建物外壁
- 駐車場や駐輪場
などなど共用部に蜂に巣作りされてしまうと,植木の
剪定や外壁塗装,共用部の工事などが開始出来ないという
様々な影響が発生してしまうのです。
中にはハチに巣作りされていることに気付かずに作業を
開始してしまい,ハチを刺激してしまい業者の方が
刺されてしまってから蜂の巣の存在に気付くという事もあり
それでは問題なので,被害が発生してしまう前に異変を
察知しておくことが重要になるのです。
マンションや施設などの共用部に関しては気付かれない
うちにかなり危険な事態に陥っていたというケースも
多いので,管理者の方は定期的に全域の状況を把握
しておくことをお勧め致します。
調査駆除に御訪問
お電話の段階で駆除料金にご納得頂けましたので
調査駆除にお伺い。
該当の受水槽を確認したところ,そこは想定通り敷地内の
裏手辺りに位置しておりましたので,入居者の方などは
全く状況を把握出来ない状況。
そして受水槽が設置されているのは敷地の境目辺りで
そちらのすぐ傍は敷地前の通りに面している状況
だったのです。
今回はハチの動向が通行人の方々には影響の無い状態
だったのですが,紙一重で通行人の方々にも危険が及んで
しまう恐れのある,そんな状況だったのです。
受水槽上部の側面部に巣作りされており蜂の数は増加。
セグロアシナガバチの巣。
受水槽に関しては今回のケースのように比較的目視
しやすい位置の側面部に巣作りされることもあれば
一見しただけでは全く確認の出来ない底面部,あるいは
正面からだけでは目視出来ない反対側の側面部などにも
巣作りされることがありますので,全体の隅々まで
注意が必要になります。
状況が把握出来ましたので慎重に巣に最接近。
現時点で巣にいるアシナガバチを全て退治し
巣も跡形なく完全に撤去完了。
戻りバチを駆除しつつ念のためその他の箇所も調査。
すると,同受水槽の別箇所側面部には以前に同種の
アシナガバチに巣作りされていた痕跡が複数存在
していたので,実は以前から標的となっていた事が判明。
更にはマンション共用部その他の外階段部分にも
過去のアシナガバチの巣。
幸い現時点で巣作りされている巣はございません
でしたので全ての巣を撤去後,駆除作業の完了。
お客様に結果報告
①受水槽などに巣作りされるのか
➁清掃作業が開始出来ない
今回のお客様のお悩みに関しては完全駆除並びに
細部調査を行い,解決して頂くことが出来ました。
これで清掃作業を開始して頂くことが出来ます。
ですが調査結果のように受水槽に関しても実は過去にも
巣作りされていたことが判明したので,今後は必ず定期的に
点検を行っておく必要があります。
そして更には外階段など別箇所にも過去に巣作りされて
いたことが判明し,外階段に関しては入居者の方々に影響が
大きくなってしまいますので,やはり要注意となります。
今後も管理会社の方が蜂の巣駆除を自社で行う場合は
巣の大小,ハチの数に関わらず必ず完全に万全の態勢で
実施して頂くことが重要になります。
完全に駆除出来ていなければ,それが発端となり複数箇所に
広がってしまうケースもよくありますので駆除の際は
細心の注意が必要になります。
今回の駆除事例のポイント
①受水槽もハチの標的となってしまう
➁共用部には十分な注意が必要
ポイント①に関しまして
集合住宅や施設などの敷地内に設置されている受水槽
というのもハチに巣作りされてしまうことがあり,普段
ほぼ気にされることは無いので,それだけハチに巣作り
されてしまっても気付かれないケースが多くなります。
そんな中時が経過し,例外を除き巣は巨大化,ハチの数も
かなり増加し危険度が増大してしまうのです。
受水槽に関しましては敷地内のすぐ目の届く範囲に設置
されているケースもあるのですが,ほとんどが敷地内の裏手に
位置する目の届きにくい箇所に設置されておりますので
どうしても状況を把握することが難しくなります。
裏手に設置されているということは集合住宅の入居者様や
施設の利用者様などには影響はほぼ及ばないのですが
- 清掃や工事の際,影響が大きい
- 近隣にお住まいの方々に危険が及ぶ
など対象の物件関係者の方々というよりは第三者の方々に
危険が及んでしまうことになるのです。
1に関しましてはそれほど頻繁ではなくても必ず定期的に
業者の方が立ち入るはずですので,その際蜂の巣が原因で
- 作業が開始出来ない
- 再度日程調整が必要
など影響が大きくなってしまうのです。
頻繁に立ち入るような状態であれば巣作りされていたと
しても蜂の巣が初期の段階で対処することも可能ですが
そうではないということは立ち入った時期によっては
既に危険度が最大級に増大しているという状況に
なりますので影響が大きいというわけです。
2に関しましては受水槽が設置されている箇所が敷地内の
裏手であっても周囲にはその他のお住まいになられている
方がおられますので,敷地が隣接している住宅にお住まいの
方に危険が及ぶ事態が発生することもあるのです。
又は敷地前が近隣の方々が通行される私道に隣接している
という状況もあり,ハチの動向によっては多数の通行人の
方々に危険が及んでしまう事態もあるのです。
上記のような事から鑑みましても受水槽というのもハチの
営巣ポイントとしましてご周知頂ければと思います。
集合住宅の場合で常に管理人の方が常駐されている場合は
定期的な点検箇所として受水槽もポイントになります。
常駐されていない場合であっても管理されている方は必ず
定期的に訪問して頂き,受水槽全域の点検も欠かさず
行っておくことが重要になります。
ポイント②に関しまして
集合住宅や施設などの受水槽以外の共用部というのも
十分注意が必要になります。
例えば集合住宅のケースでは多数の入居者様がおられる
ことになり,マンションの共用部の営巣箇所によっては
- マンションへの出入りに支障が出てしまう
- 共用廊下の通行が出来ない
- 自転車の駐輪に支障が出てしまう
などなど刺される危険性の他,蜂の巣があることによって
様々な弊害が発生してしまいますので,管理者の方は少し
大変ではございますが,敷地の全域に常に気を配って
おくことが重要になります。
ハチの種類によっては毎年のように敷地内に巣作りされて
しまう事態がよく発生しますので,毎年春先頃からは定期的に
全域の点検を行っておくことをお勧め致します。
入居者の方々や第三者の方が刺されるなど被害が発生して
しまう前に異変を察知しておき,早期に対処しておく
ことが重要になります。
普段気にしない受水槽というのもご注意ください。
最後まで御熟読ありがとうございました。



