難波橋(なにわばし)は、大阪市の旧淀川に架かる橋。
浪速の名橋50選選定橋。
大阪弁では「ナンニャバシ」と発音する。
大阪市中央区北浜~北区西天満の堺筋にかかる、
全長189.7m、幅21.8mの橋である。
途中の中之島を挟み、土佐堀川と堂島川の2つの川を渡る。
江戸時代には天神橋、天満橋と共に浪花三大橋と呼ばれ、
表記は「浪華橋」が一般的であった。
橋の南詰めおよび北詰めには、天岡均一作のライオンの石像が
左右両側にあるため、「ライオン橋」とも呼ばれている。
このライオン像は左側が口を開く阿形像、右側が口を閉じる吽形像と
なっており、文字通り狛犬の片方である獅子=ライオンであると言える。
中之島水上公園計画の一環として設計された事により、
石橋風の外観、公園と一体となった階段、高欄の獅子像、
親柱にはペディメントやメダリオンをあしらい、市章である
「みおつくし」をアレンジした意匠が親柱や欄干に模られている。
難波橋(ライオン橋)
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