複雑な遺産分割協議、遺留分侵害額請求の実績豊富な弁護士野中辰哲

複雑な遺産分割協議、遺留分侵害額請求の実績豊富な弁護士

野中辰哲

遺産分割や遺留分侵害額請求など、年間100件以上の相談件数に対応

　相続手続きや遺産分割が思うように進まないと、大きなストレスになります。「アリアンサ法律事務所」代表弁護士の野中辰哲さんは、相続や遺産分割を専門に、これまで年間の相談件数100件以上・受任件数50件以上と、数々の事件を手掛けてきました。
　「遺産分割協議では、煩雑な手続きや交渉が必要です。戸籍謄本の収集や相続財産の特定、ほかの相続人との交渉、紛争が生じた際は調停の申し立てなど、初めて経験する人がほとんどでしょう。私どもがすべて引き受け、解決までお手伝いします」

　もめごとに発展する要因の一つに、「兄弟仲が悪い」「親戚と疎遠で、居場所も知らない」といった相続人間の関係性が挙げられます。
　「当事者だけではつい感情的になり、協議が困難になることはよくあります。ある依頼者から、父の遺産についてもう一人の相続人と遺産分割協議をしなければいけないが、険悪なので、自分から連絡したくないとの相談を受けました。弁護士が間に入ったことで争うことなく手続きを完了でき、直接やり取りをせずに済んだと喜ばれました」

　また、遺留分侵害額請求の手続きでも多くの実績を有します。遺留分とは、一定の法定相続人に保障される最低限の留保分のことで、民法で規定されています。
　「〝遺産が自分にまったく入らない遺言書に、納得できない〟などのお悩みは少なくありません。遺留分の算出には、贈与分も含めた財産を確定する必要があり、計算方法も複雑です。そのような場合でも弁護士に依頼することによって、弁護士が代理人として、依頼者の利益を最大限確保いたします」

相続人が認知症や海外在住など、複雑な手続きにも精通

　野中さんは、中学生の頃から、弁護士を目指していたと言います。
　「もともとサッカーが好きで、将来はプロサッカー選手の代理人になりたいと思ったのが、弁護士の仕事に興味を抱いたきっかけです」

　そのまま法曹の道に進み、大阪にある法律事務所で多様な分野の経験を積みました。弁護士1年目のときに、相続の事案をいくつか担当したことが、今につながったそう。
　「相続に限ったことではないですが、解決できたときに依頼者から『ありがとう』と言われることが何よりもうれしいですね。大切なご家族を亡くされ大変なときに、少しでもご負担を減らすお手伝いができればと、相続問題に積極的に取り組むようになりました」

　2022年に、相続や遺産分割をメインとする「アリアンサ法律事務所」を開業しました。
　「〝アリアンサ〟とは、スペイン語で同盟や仲間という意味で、依頼者と一緒にがんばっていくという思いを込めました。これから、『相続と言えば、この事務所』と言われるような大阪で有数の法律事務所を目指したいですね」と笑顔で語ります。

　経験豊富な野中さんのもとには、複雑な依頼も数多く寄せられます。
　「相続人の中に認知症の方がおられて成年後見人の選任手続きを行ったり、海外に住んでいる相続人とやり取りをしたり。また、各地に不動産を保有しているはずだが財産の全容が分からないというケースもありました。これまで培ってきたノウハウをもとに、ご家族にとってベストな解決の道筋を描きます」

身近な相談相手として初回無料相談を実施。平日夜間や休日対応の配慮も

　JR大阪天満宮・大阪メトロ南森町駅からすぐの便利な立地にある同事務所では、気軽に利用できるよう約1時間の初回無料相談を行っています。仕事などで時間がとりにくい人も、事前予約をすれば、営業時間後の夜間や土日祝の相談が可。大阪府内を中心に、遠方からの依頼や紹介も少なくないそう。
　「依頼者一人一人と向き合い、丁寧にお話を聞くことを大事にしています。また、難しい専門用語はできるだけ使わずにお伝えすることも心掛けていますね。依頼者から『話しやすい』『分かりやすい説明でよかった』とよく言われます」

　相続問題で悩んだら、まずはネットで調べるという人も多いでしょう。
　「今はネットなどで簡単に情報が得られますが、相続は家族構成や状況によって異なるので、一つとして同じパターンはありません。手続き完了までにかかる期間も数カ月から1年以上までケースバイケースです。ご自身で〝わが家にとっての答え〟にたどり着くのは難しいので、経験則のある専門家を頼ってほしいですね」と野中さん。

　それでも、弁護士に相談するのはハードルが高いという声にもこうメッセージを送ります。
　「相続の問題は、放っておけばいつか何とかなるものではありません。すぐに動くことで選択肢が増え、ご意向に沿った形で解決できる可能性が高まります。困った状況があれば、不安な気持ちを一人で抱えず、早めにご相談ください。物理的・精神的なご負担を減らし、力を尽くしてサポートします」

（取材年月：2024年1月）

相続や遺産分割の困りごとに、経験知を発揮して円満解決を導く

遺産分割や遺留分侵害額請求など、年間100件以上の相談件数に対応

相続人が認知症や海外在住など、複雑な手続きにも精通

身近な相談相手として初回無料相談を実施。平日夜間や休日対応の配慮も

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