「お客様」ではなく「地域の仲間」を創る。関係人口がもたらす新しい社会の豊かさと経済
3月も終盤を迎え、沖縄の離島ではデイゴの花が咲き始め、新しい季節の訪れを感じる季節となりました。
私たち「おきなわコークリエーション」にとって、2025年度は特別な一年でした。
社名を新たにスタートを切った初年度、過去の経験を継承しつつも、新たなステージで地域の皆様、そして多様なステークホルダーの皆様と共に価値を創り出してきた、濃密な時間でした。
年度末の節目に、この一年を振り返りながら、来週から始まる2026年度への想いを綴りたいと思います。
「共創」を形にした、挑戦のラインナップ
2025年、沖縄の入域観光客数は1,075万人という過去最多を記録しました。観光の勢いが加速する中で、私たちが一貫して取り組んできたのは「量から質へ、そして意味へ」という価値の転換です。
初年度、私たちは以下のようなプロジェクトを通じて、地域への恩恵を「分散・拡散」させる仕組みづくりに奔走しました。
- 「しまたび」:離島特有の深い体験を、多くの事業者さまと相談し、離島ファンにお届け。
- 「島まーる」:多種多様なツアーを実施し、一過性の観光を超えた「関係人口」を創出。
- 「沖縄しまさんぽ」:37の有人離島を横断し、沖縄離島全体の広域プロモーションを推進。
- 「宮古島ループバス」:二次交通活用の推進により、新しい市街地巡りの旅を提案。
どの現場においても、単なる「支援」ではなく、共に悩み、共に汗をかく「共創(コークリエーション)」の精神こそが、地域の笑顔を生む鍵であることを確信しました。
3月11日に蒔いた「種」を、実装のフェーズへ
先日完結した連載でもお伝えした「共創ワークショップ」。そこで生まれたアイデアの数々は、私にとって重要な「未来の種」です。
多良間島、池間島、渡嘉敷島、座間味村。それぞれの島で生まれた「黒糖の新しい価値」や「守る側になる観光」といったアイデアを、単なる「いい話」で終わらせるつもりはありません。
来週から始まる2026年度、私たちはこれらの種を実際のツアーや事業へと「実装」するフェーズへと突き進みます。現場で試行錯誤を繰り返し、島の方々と共に形にしていく。その泥臭いプロセスこそが、私たちの存在意義です。
結びに:共に「未来」を創るパートナーとして
地域を良くしたいという想いに、完成された正解はありません。あるのは、現場に寄り添い、共に対話を重ね、一歩ずつ前に進む覚悟だけです。
「おきなわコークリエーション」としての2年目。私たちはさらにアクセルを踏み、沖縄の離島から、日本の地域の新しい可能性をプロデュースし続けます。
新年度も、皆様と共にまた新しい物語を紡げることを楽しみにしています。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社おきなわコークリエーション「企業サイト」



