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アクセント違いで「勝ち負け」が「酒のみ」に…

土方淨

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テーマ:ことば

 スポーツは数字と切っても切れない関係にあります。
 野球でも「打率」「防御率」。サッカーでも「ゴールまでの距離」「角度」。そして「得点」「失点」
 リーグ戦や大相撲なら何勝何敗というのが毎日出てきます。
しかしあまりに数字に拘ると、大酒のみになってしまうのです。
というのも、「〇勝」「〇敗」のアクセントは1から10までは基本「平板」です。
 ところが数字の方が高くなると、「1勝」「2勝」「3勝」「4勝」「5勝」「6勝」…が
 「1升」「2升」「3升」「4升」「5升」「6升」となってしまいます。尤もお酒の場合「三升」は「さんじょう」ですが…。
 同様に「1敗」「2敗」「3敗」「4敗」「5敗」…も、数字にアクセントを持ってくると…
 「1杯」「2杯」「3杯」「4杯」「5杯」…と盃を重ねてしまいます。(こちらも「3」に関しては「さんばい」ですが)
 勝っては祝勝会。負けてはやけ酒。プロスポーツのファン心理はそんなものかも知れませんが、アクセントまで間違えると、ただのサケ呑みになってしまいます。
 ただし「完敗」と「乾杯」は同じアクセントです。

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土方淨
専門家

土方淨(フリーアナウンサー)

合同会社淨

長年のアナウンサー経験で培ったスキルと、メンターコーチの資格を生かし、個々の目的に合わせた丁寧なレッスンを展開。実践的な練習を通して、自分なりの間合いをつかみ、聞き手を引き込む話し方の習得を目指す。

土方淨プロは琉球放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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