滴水會舘空手道場に於ける礼儀について

難波学也

難波学也

テーマ:滴水會舘空手道場での礼儀

よく社会では礼儀正しい、或いは礼儀がなっていないとか言われています。。
道場でも初心者に礼儀作法を指導します。滴水會舘空手道岡山地区本部でも作法として道場への入退室、先生や目上の人、仲間への挨拶の方法、練習開始終了時の正座、礼、立ち方、直ってや道衣の着方等決まりがあります。
また、「はい」と返事をすることも大事です。最近では返事をしない生徒も増えてきました。返事をしなくても関係なく進んでゆくので
問題ないように思いがちなのかもしれませんが、コミュニケーションでは重要です。
しかしながら言葉と行為が身についても心が伴わなければならないと指導しています。
慣れてくると誰でもが言葉として発し、作法としての動作は出来ますがそこに気持ちがなくなりがちです。礼儀は人と人が気持ちよく接し同じ空間で練習や話題を共有できるようにすることと考えます。
空手道の練習に二人で練習する組手稽古があります、この時の相手は敵ではありません、ともに切磋琢磨する仲間です、相手に対する敬意が必要です。
言動が粗暴では、また言葉だけて心が無ければお互い気持ちよく練習できません。
滴水會舘岡山地区本部では上級者も指導に参加しています。
道場で身につけた事を自分だけのものにすることなく、あり前の様に惜しみなく教えています。自分が経験したことが分かるからこそ、又仲間だからこそ自然にできている事だと思います。
教えたくなり、指導されて有難いと思うことが、良い雰囲気を作り出し相互に気持ちよく練習が出来ると会員の方に伝えいます。そこに自然と礼儀が生まれきます。

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難波学也
専門家

難波学也(空手教室主宰)

滴水會舘空手道岡山地区本部

空手道の稽古を通じて体を動かすことで、型や防具付き組手を身に付け、生き生きとした日常生活を送り、気力のみなぎる日々を目指します。また危機管理能力や精神力を養うことで人間力育成を目指します。

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