滴水會舘空手道の審査と帯色

難波学也

難波学也

テーマ:審査

昇級昇段審査

入会時は無級白帯から始まります、昇級すると帯の色が変わり初段になると黒帯になります。
初段以上は黒帯です。黒帯には流派名と個人名の刺繍が入りかっこいいです。
滴水會舘空手道岡山地区本部では年3回の審査会を開催しています。
入会後2ケ月を経過している事、前回合格から審査まで20時間以上練習している事が条件になります。
最初に受験出る級は下記の通りです。
中学生までは10級から受験しますが
 小学生中学年は10級と9級を同時に受験することができます
 小学生高学年は10級、9級と8級を同時に受験することができます
 中学生は10級、9級、8級と7級を同時に受験することができます
高校生以上は6級より受験します

10級から7級は礼儀作法と基本動作が審査内容です。
6級からは滴水會舘空手道の型、組手の審査となります、当然級が進めば難易度が上がります。
日頃の練習も目指す昇級昇段により内容も変わっていきます、より難易度の高い練習をしていきます。
審査内容について
10級は正座、座礼、起立、直って、返事の基本的な礼儀作法の審査と四股突き10本。
9級は誦句集の暗誦、空間突き、連突き。(前屈の姿勢と正拳突きがポイントとなります)
8級は誦句集の暗誦、前蹴り、一本突き、拳手法。(ぐらつかない顎の高さの蹴り、四股前屈の切り替えし、四方への手わざ攻撃がポイントとなります)
7級は手刀受け、手刀打ち、回し蹴り、足刀蹴り等12通りの手足技を前進後退。
(号令に合わせ止まらず出来るか、安定した姿勢、突き、蹴り、受け、捌きがポイントになります)
6級からのポイントは型、組手の総合力(正確、優美、力強さ、気迫、極め)です。
当然級が進むにつれて審査基準は上がり、順番を覚えただけでは合格できなくなります。
型は正確な姿勢からキレのある動きでがポイントになります。
約束組手は、二人組で攻守に分かれ行います、やはり正確さと俊敏さがポイントになります。
組手技は手わざ、足技のコンビネーションがポイントになります(審査では安全性を配慮し受けてはミットを持ちます)。
約束組手、組手技は級が進むつれて難易度の高い技を要求されます。
6・5、4・3、2、1級の審査は同じ型ですが、習得度合で合格基準が変わります。
6、5級は「南光(アーナンク)の型」「約束組手」「組手技」
4、3級は「汪輯(ワンシュウ)の型」「約束組手」「組手技」
2、1級は「半月(セイサン)の型」「約束組手」「組手」
初段は「鎮東(チントウ)の型」「約束組手」「組手」
資格(級段)と帯色
無級 白色
10級水色
 9級水色
 8級黄色
 7級黄色
 6級緑色
 5級緑色
 4級紫色
 3級紫色
 2級茶色
 1級茶色
 初段以上黒色
審査2
審査2
審査1

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難波学也
専門家

難波学也(空手教室主宰)

滴水會舘空手道岡山地区本部

空手道の稽古を通じて体を動かすことで、型や防具付き組手を身に付け、生き生きとした日常生活を送り、気力のみなぎる日々を目指します。また危機管理能力や精神力を養うことで人間力育成を目指します。

難波学也プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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