002☆未来志向に数字を読む3つの基本ルール
こんにちは。創明コンサルティング・ブレインの宮崎栄一です。
こう書房から出版される「未来決算書で会社は儲かる!」。
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今日は、「おわりに」から少し抜粋して、ご紹介しましょう。
「今、頂いている税務顧問の報酬で、コンサルティングをやらせて下さい!」
当時、岡山県の第三セクターとして、倉敷チボリ公園を経営していたチボリ・ジャパン株式会社の税務顧問であった私は、結果的に最後の社長となる坂口正行社長に直談判しました。業務提携先であるデンマークのチボリ・インターナショナルや、岡山県との絡みの中で、多くの制約条件がある中、孤軍奮闘する坂口社長を応援したいとの想いからでした。
快諾を頂いた私は、翌月から月次経営会議に参加させていただき、「未来決算書(当時は月次決算書と呼んでいました)」を経営会議メンバー分作成して、会社の経営幹部のメンバーと共に、本気で会社を再建させようと奮闘しました。
そこで経験したのは、まさに社長とは社長業であり、坂口社長の中に理想としての社長を見たことでした。月次経営会議では、全く何の打ち合わせもしていないのに、私の意見と坂口社長の意見が完全に一致するのです。まさに、未来志向で決算書を読む社長の姿がそこにはあったのです。
結果的に、倉敷チボリ公園は、更地となりました。解散・清算へと続く株主総会に税務顧問として立ち会わせていただく中、なんともやり切れない悔しさがありましたが、同時に坂口社長との邂逅に感謝の想いが絶えませんでした。
後日、坂口社長からのお話で、「月次経営会議での月次決算資料での報告に本当に感謝しています。」との言葉に、ただただ恐縮するだけでした。結果的に会社を再建させることはできませんでしたが、「あの経営会議で社員は本当に会社の経営実態を理解し、納得して辞めることができ、次へのスタートをきることができた。」との感謝の言葉を頂きました。そして、「この月次決算資料に、いい名前を付けたいね。」とのお話でした。
このネーミングには悩みました。ともすれば、過去の経営分析で終わってしまうことをなんとかしたいと思っていたこともあり、「決算書を未来志向で作り替えた経営ツール」「未来会計による決算書」、それならば、「いっそのこと、そう呼んでしまおう!」と「未来決算書」と名付けました。
「未来決算書」を活用して頂いて、1社でも多くの会社に苦境から立ち直ってもらうこと、未来会計・戦略経営を実践して頂いて素晴らしい会社になってもらうこと。それが、今は無き「倉敷チボリ公園」への恩返しです。
(以下省略)
こんな感じで書いています。お楽しみに。
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