「酒は百薬の長」を否定
人体の止血作用を阻害する特殊なタイプのミュータンス菌が、脳出血に関与しているとみられている。
「日常の歯磨きが重要。病原性の高い細菌を選択的に減らせれば、脳出血の新しい予防法になる可能性がある」とのこと。
ミュータンス菌は口の中の血管から血流に乗り、脳の血管に到達。そこでコラーゲンに結合して炎症を起こし、止血作用を妨げたり血管をもろくしたりして、脳出血を引き起こすとみられている。
10数年前、米カリフォルニア大学歯学部の「歯周病患者は、脳出血・心疾患のリスクが何倍も高い。また妊婦が罹患すると低体重児が生まれる可能性も高い」との研究結果が出て以来、度々話題にはなっていました。
今回のニュースは、脳出血に関連する虫歯菌の種類が特定されたということに価値があると思います。
本日(2月23日(火))、地元山陽新聞朝刊にも、記事が掲載されました。
http://medica.sanyonews.jp/article/5267/
詳しくは、「虫歯菌 脳出血」で検索してみて下さい。
要は、丁寧な歯磨きと定期的な歯科検診(スケーリング、PMTC等々)で、そのリスクを減らすことが出来るということですね。