大気汚染その1(概説)
PM2.5による大気汚染について その2
測定に使用する「ダストモニター粉じん計DC110プロ」は、レーザ光測定式のパーティクルカウンタ(粉塵の個数を計測する)なので、PM2.5の大気中濃度が環境基準(1立方メートルあたり1日の平均で35マイクログラム以下)の2倍(70マイクログラム)が、どれくらいの値になるかが、今ひとつわかりませんでした。
そこで、県の環境課に電話して色々教えてもらい、玉島の測定所は倉敷市の管轄であることが判りました。次に倉敷市の環境課に電話した結果、玉島の小学校の校庭に測定器があることがわかりました。私も地元の小学校の学校歯科医をやっているので、小学校でのPM2.5の大気中濃度も測ってみたいと思っていたところでしたので、校長先生にお願いして、あちらの教頭先生に紹介して頂きました。
測定室の外観
屋根から伸びているのがPM2.5測定器の粉塵採取ポール
同じ場所で同時に「ダストモニター粉じん計DC110プロ」で測定し、その値を倉敷市の測定結果と照らし合わせて、およその換算値を求めようと考えました。当然、粉塵の大きさのばらつきにより、正確な換算は出来ないのですが、測定場所が道路脇であることや交通量などから類推するにそれほどの誤差はないと判断しています。