岡山県内でのサンダル履きの運転は
こんにちは。
足と靴のフットライト.梶田です。
ちょっと変わった修理でも出来る靴修理店があるとしたら、腕も良さそうに感じますよね。
この腕が良さそうな店と思わせるために、靴修理店は様々なテクニックを使って自店をアピールしているんです。
では、どの様な方法を使っているのかについて、1例を上げて説明してみましょう。
これは足袋の様な形状をした靴の一例です。
元々が革底なので、摩耗防止やスリップ防止の意味合いで薄いゴムシート材を貼る作業依頼が来たりしますが、つま先の独特な形状のため修理店によっては「取り付け出来ない」と言って断ってしまったり、汚い修理仕上がりになってしまうという、ちょっと癖のある修理です。
ちなみに作業するとこういう感じになります。
このタイプのソール貼りをしている他店の中には、足趾の股割れ部分のカットをどう行うかが難題の一つだ。と自店技術力のアピールポイントに挙げているのですが、こんなものは子供の遊びで処理出来ちゃいます。
子供がよくやっている、鉛筆で凹凸をこすって陰影を浮き出させるテクニックを使用して、ソールのラインをトレースするだけの簡単なお仕事です。
このトレースしたライン通りにカットして型紙を作り、型紙通りにソール材を切り出してやるだけで・・・
あら不思議!? あの難しそうな独特のつま先形状も難なくクリアー。という訳なんです。
「こんな簡単なやり方で出来るのに、すごく難しい技術が必要で費用も掛かると言われましたよ」
という体験をした方々のために、種明かしをしてみました。