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梶田つとむプロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

修理を難しく見せるテクニック

梶田つとむ

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テーマ:靴の雑談

こんにちは。
足と靴のフットライト.梶田です。
 
ちょっと変わった修理でも出来る靴修理店があるとしたら、腕も良さそうに感じますよね。
 
この腕が良さそうな店と思わせるために、靴修理店は様々なテクニックを使って自店をアピールしているんです。
 
では、どの様な方法を使っているのかについて、1例を上げて説明してみましょう。

 


これは足袋の様な形状をした靴の一例です。

元々が革底なので、摩耗防止やスリップ防止の意味合いで薄いゴムシート材を貼る作業依頼が来たりしますが、つま先の独特な形状のため修理店によっては「取り付け出来ない」と言って断ってしまったり、汚い修理仕上がりになってしまうという、ちょっと癖のある修理です。
 
 
 

ちなみに作業するとこういう感じになります。
 
このタイプのソール貼りをしている他店の中には、足趾の股割れ部分のカットをどう行うかが難題の一つだ。と自店技術力のアピールポイントに挙げているのですが、こんなものは子供の遊びで処理出来ちゃいます。
 
 
 


子供がよくやっている、鉛筆で凹凸をこすって陰影を浮き出させるテクニックを使用して、ソールのラインをトレースするだけの簡単なお仕事です。
このトレースしたライン通りにカットして型紙を作り、型紙通りにソール材を切り出してやるだけで・・・

あら不思議!? あの難しそうな独特のつま先形状も難なくクリアー。という訳なんです。


「こんな簡単なやり方で出来るのに、すごく難しい技術が必要で費用も掛かると言われましたよ」
という体験をした方々のために、種明かしをしてみました。

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梶田つとむ
専門家

梶田つとむ(靴修理業)

足と靴の店フットライト.

靴に携わり20年の経験と技で、他店では行わないような難しい修理や改造、特殊な靴の修理も引き受けます。フランチャイズ店にはない懇切・丁寧なサポートで大切な1足を新しく生まれ変わらせます

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