〜成長の節目節目で見直したい歯磨き 仕上げ磨きもプロに学んで脱・自己流〜
夏休みは、お子さんの日頃の歯磨き方法を見直す絶好の機会。時間があるときに、親子で一緒に正しい歯磨きの方法を学んでおきませんか。
歯の生えはじめから幼児期、永久歯が生えそろう小学生のころ、親知らずが生えそろう10代後半と、成長につれ口の中の状態は変化していきます。乳歯の生えはじめのころは指にガーゼを巻いて歯をなでるように、永久歯への生え替わりで乳歯がグラグラしているときは特に汚れがたまりやすいため、こまめにしっかりとなど、その時々で適切な歯の磨き方も変わってくるのです。
小学生低学年までは、大人が仕上げ磨きをして、磨き残しがないか確認しましょう。乳歯のころからデンタルフロスを使うのもお薦めです。フロスを使うと歯と歯の隙間が広がるのでは?と心配される方もいますが、むしろ隙間があるほうが将来永久歯が生えるスペースをしっかり作ることができます。
年齢はもちろん、歯並びなどの口の中の状態により、適切な歯磨き方法は千差万別。磨き方が今のお子さんの口の状況に合っているか一度歯科で確認を。上手な仕上げ磨きの方法もプロに教えてもらいましょう。
健やかな成長に欠かせない歯磨き習慣。節目節目で見直しながら、生涯にわたる財産にしていきたいですね。
さりお2024年8月号に投稿しました!
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中村壮一郎(歯科医)
Dorf中村歯科
患者さまが一番困っている箇所を早期に解決(主訴の解決)し、お口の健康状態をチェック(診査・診断)。丁寧な歯みがき指導や術者による歯の研磨など、予防のためのケアにより生涯自分の歯を残すよう治療します。
中村壮一郎プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です
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