〜歯周病、虫歯を未然に防ぐ定期的な歯科健診を新習慣に〜
災害に備えて対策をするように、歯科の分野でも将来起こりうるリスクに備えてあらかじめ対策をしておく『予防歯科』への関心が高まっています。痛くなってからではなく、普段から定期的に歯科で口の中の状態をチェック。細やかにケアすることで、歯周病や虫歯などを未然に防ぎ、自分の歯を長く健やかに保とうという考えです。
『歯周病』は糖尿病や心臓病などの要因の一つになることでも知られています。歯周病菌は歯と歯茎の境目で増殖。それが血管に入ると全身を巡り、様々な病気を引き起こす可能性があリます。口の健康を保つことは、全身の健康を保つことにつながるのです。
菌の増殖を抑えるには、プロによる定期的なクリーニング(プロケア)が必須。歯ブラシが届かない歯周ポケットの菌を専用のレーザーなどを使って除去していきます。合わせて自宅でのケアも不可欠ですが、歯の質・年齢・歯並びなどによって方法は様々。”磨いたつもり”にならないよう、歯科では一人一人に合わせた適切なホームケアもサポートします。
健診の目安は、3ヶ月に一度。定期的な歯科健診を週間にして、歯周病・虫歯を防ぐことはもちろん、健やかな体づくりを目指しましょう。
さりお2023年4月14日号に投稿しました!
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中村壮一郎(歯科医)
Dorf中村歯科
患者さまが一番困っている箇所を早期に解決(主訴の解決)し、お口の健康状態をチェック(診査・診断)。丁寧な歯みがき指導や術者による歯の研磨など、予防のためのケアにより生涯自分の歯を残すよう治療します。
中村壮一郎プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です
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