ネットの中に助けを求めるのではなくリアルな人との関りが大切

みなさまこんにちは

ワクワクピースの漆間文代です

私は平日毎日わくわく学童保育で
たくさんのこどもたちと関わっています



1年生から6年生までが在籍していて
ときどき卒業生である
中学生や高校生や大学生が
やってきます

1人っ子も多いのですが
わくわく学童保育でずっと長年過ごしていると
年上や年下との関りの中で
兄弟姉妹がたくさんいる
大家族で過ごしてきたかのように
たくましく成長していきます

たまにはケンカしながら
がまんすること
譲り合うこと
相手を思いやること
分け合うこと
などを学び
相手とのコミュニケーションを学び
少しずつ成長していく過程を
ずっと10年間見続けてきました



放課後の学童保育なんて
ただ遊ばせるだけでしょ
なんて言われたり

子育てについての話をしても
たかが学童保育の先生のクセに偉そうに
なんて陰口を言われても

この10年ちょっとで
ずっとこどもたちと過ごして
たくさんのこどもたちから教わってきている経験値は
ものすごいデータ量です

わくわく学童保育に
こどもたちが来たいときに
いつでも行かせてあげてほしいと
ずっと言い続けるのには
こどもたちを見てきた経験値からです

わくわく学童保育は
月謝とか取りやがって
お金のことしか考えてないんや
とか・・・
わが子に言っちゃう保護者もいたりして
こどもたちから聞くたびに
残念な気持ちになりますが・・・

こどもたちには
「あなたたちの月謝で
あなたたちのおやつとか遊び道具とか買ってるんよ
スタッフの先生にもお給料払わんといけんやろ
公民館を借りるお金も払わんといけんやろ
だから無料でするとか無理なんよ」
と言っています

児童放課後育成クラブのように
補助金を使っての運営でも
無料で預かりは不可能です

わくわく学童保育は
補助金をいただかずに自力運営しているので
月謝1万円でギリギリ運営しています

「お金がかかるから
もう〇年生になったらお留守番しなさい」
って言う保護者も多いですが

私は、こどもたちが
わくわく学童保育に来たいという気持ちがあるまでは
行かせてほしいと思います

反抗期や思春期になったとき
ママやパパとは衝突してギクシャクしちゃうとき
なんだかイライラしちゃって
何かにイライラをぶつけたくなるとき
放課後の時間に友達と遊んだり
たわいもないおしゃべりしたり
おやつたべたり
そんな大人からすると無意味だと感じる時間を取ることで
こどもたちの心のバランスがとれてきます



月に1万円というお金の出費は大きいかもしれないけれど
月に20日通うとしたら1日500円です

その500円の中に
こどもたちのおやつ代
こどもたちの学習支援代
こどもたちの心のケア代
こどもたちのストレス解消代などが
含まれているとしたら
無駄なお金ではないと
私は思うんです

わくわく学童保育に
もっと通いたかったのに・・・
何回ママに言ってもダメだと怒られた・・・
と言っていたこどもが
数年後にいじめの加害者になってしまったこと
反抗期でどうしようもなくなったこと
などなどを見てきたので

こどもの放課後の時間
とても大切です

放課後の時間をどのように過ごすかで
彼らの人生が変わってきます

特に反抗期や思春期のときは
パパやママの存在よりも
家族ではない第三者の存在がとても大切です

特に現在は
家族ではない第三者の存在を
ネットの中に求めたりして
顔も年齢も性別も住んでいる所もわからない
人間性もわからない人に頼ってしまう危険性があるから

ネットの中ではなく
リアルな身近な場所で身近な人に
愚痴や悩みを吐いて
おしゃべりして
気持ちをリセットして
エネルギーチャージして
また明日ね・・・って言える場所とか人って
とても大切なんです

親世代がこどもの頃や
祖父母世代が子育て中の頃とは
時代背景も
まわりの環境も
文明のチカラも
全く変わってきているからこそ

今の小学生には
第三の居場所である学童保育って
こどもたちの心や命を守る機能をもった
とても大切な居場所なんですよね