育児中は、どうして「すみません」って言うことが多いの

2023年5月7日

テーマ：子育て

コラムカテゴリ：出産・子育て・教育

みなさま　こんにちは

ワクワクピースの
漆間文代です

先日のOABさんの取材で
いろいろ質問されて
思い出したことがあります

質問されるって良いですね

自分の活動の根底になる想いが
いろいろと思い出されました

私がまだ娘を生んだ約20年前は
今よりも、子育て中のママに
厳しい世の中で

赤ちゃん連れで出かけられるところも
ほとんどなくて

赤ちゃん連れでカフェなんて
いけるところなかったし

外食するなんて
ものすごくハードルが高いことで

ベビーカー押して買い物に行っても
抱っこして出かけても
赤ちゃんが泣いても

いつも
すみません　　すみません
って頭を下げて
いつも肩身の狭い思いをして

赤ちゃんをうんだだけなのにな・・・
なんで謝ってばかりで
下を向いてばかりなんだろう・・・
って思うことが増えて

こどもが2歳3歳くらいになると
ちょろちょろ動き回ったり
かんしゃくおこしたり…

そうなると
親のしつけが悪いからだ
親が厳しく育てたら
こどもなんて言うことを聞くだろう
と言われたり
白い目で見られたり

また同じように
すみません　　すみません
って頭を下げてばかり
謝ってばかり

子育てって楽しいことより
大変だ・・・
辛いって感じることの方が
とても多くなって

ためいきをつくことも
増えてきたりして

子育ての大変さ
子育ての苦しさを
ものすごく感じたんですよね

だから

子育て中のママたちが
気軽に集まって
気兼ねなくおしゃべりしたり
情報交換ができる居場所があったら
きっと楽しいはずだなぁと
20年前　同じくらいの赤ちゃんがいるママたちと
育児サークルをスタートしたんですよねぇ

あの頃
ママたちとのコミュニティーで
何気ないおしゃべりしたり
育児の不安や悩みを打ち明けたり

一緒に大量の食材を買い込んで
みんなで一緒に何品も料理を作って
おしゃべりして
出来上がった料理は
みんなで分けて持って帰って
その日の夕食にしたり

誰かが体調が悪かったり
第2子を産んで育児が大変そうだったら
誰かが料理を届けたり
上のこどもを預かって遊ばせたり

自然とみんなで助け合える仲間ができて
とても育児が楽になって
肩の荷が下りたのを覚えています

あの頃
とても助けてもらった嬉しさは
御恩送りとして
今できることをできるときに
還元していくことを
20年続けてきています

こども食堂を運営して
ママにもこどもたちにも
美味しい食事を食べてほしいのも

私が育児サークルの仲間と一緒に
美味しい手作り料理を作って
食べていた経験があるから

食事って大切だって思っているけれど
育児中って・・・
仕事もしながら育児って・・・
手作り料理を何品もつくるとか
ホントに大変なんですよ・・・

みんな精一杯がんばっているもん

だから
たまには、こども食堂を利用して
たまには、料理をしなくてもいい時間を作って
たまには、ホッと一息つきましょう

育児中の負担って
やっぱりまだまだ女性にかかっているもの

ママに負担がかかれば
その負担からの苛立ちは
ついついこどもに出ちゃう

ママの負担を少しでも減らしていけば
こどもに優しくできるから

遠慮なく
こども食堂を利用してほしい

胸張って、こども食堂に来て
美味しいごはんを食べたり
何気ないおしゃべりして
胸張って、上を見て帰って欲しい

ワクワクピースのこどもたちへの支援は
育児を頑張っているママたちへの支援でもあるのです

育児中に
すみません　すみませんって言うママを
少しでも減らさないと
こどもをうんで育てたいって
思う人が減っていくもんね

赤ちゃんが泣いたっていいじゃない
元気いっぱいのこどもがいたっていいじゃない

これからも私の人生は
子育て中のママのサポートをしながら
こどもたちのサポートをしながら
孫世代のサポートをしながら
過ぎていくのだろうなぁ

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