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施術とトレーニング指導で丈夫で動きやすい体づくりをサポート

痛みが出ずケガもしない体づくりを提唱する整骨のプロ

西原清

西原清 にしはらきよし
西原清 にしはらきよし

#chapter1

「体全体を見据えた施術」と「動きの土台づくり」

 関節や筋肉の痛み、捻挫や肉ばなれ・脱臼などのケガは、人によっては一度負ってしまうと癖になったかのように繰り返し、痛みと不自由な生活を強いられることも多くみられます。
 「関節・筋肉の痛みやケガを繰り返すのは、動くための体の土台が弱いことも原因のひとつです。痛みの施術だけでなく、体幹と手足の連動をよくするリハビリやトレーニングを通して、体全体のバランスを調整する必要があります」と話すのは、宇佐整骨院の院長・西原清さん。痛みが出ず、なおかつケガをしにくい丈夫な体づくりを実践するプロです。

 宇佐整骨院では、首・肩・腰・膝や手足の関節、筋肉・神経の痛み、捻挫や肉離れ・骨折・脱臼等のケガの施術を専門的に取り組んでいます。単に痛みを除くだけでなく全身を考慮して、骨盤・背骨・手足の関節の歪や筋肉バランスを整える施術を行っているのが特徴で、患者さんから「こんなにしっかりとみてもらったのは初めてです」と声が挙がるほどの好評ぶりです。

 西原さんが施術と同様に力を注いでいるのが、日常生活やスポーツにおいて体の動きを良くし、かつ痛みを出さずケガもしない体づくりの指導です。「動きの土台づくり」と称する指導は発育発達を意識した体幹トレーニングが中心で、仰向けや寝返り・ハイハイ・四つん這いといった乳児の動きを取り入れた内容となっています。「乳児の動きの中には人が必要とする動きの基本が含まれており、その動きを再学習することで体幹を中心として手足の連動性が高まるのです」。西原さんはこのトレーニングを年齢や発達段階に応じアレンジして指導しており、発育期の児童も年齢を重ねた高齢者も実施後は動きが見違えるように良くなるということです。

#chapter2

中学・高校時代のケガが整骨の道に進む契機に

 幼い頃から運動が大好きだった西原さん、当時ヒットした「柔道一直線」と「巨人の星」の影響を受けて、少年時代は柔道と野球に打ち込みます。中学時代は柔道部に所属しますが、3年生の時に腰痛を発症。その腰痛のために高校時代は柔道を断念し、運動自体を控えざるを得ない生活を送ります。不運は続きます。クラス対抗の野球大会で投手を務めたところ肩痛を発症、結局、高校時代は腰痛と肩痛の治療に追われてスポーツを楽しめない3年間となってしまいました。

 この経験が西原さんの進路を方向づけます。ケガと治療の経験を活かすために整骨・鍼灸・トレーナーの職業に就こうと決意。高校卒業後に整骨の専門学校に進学して国家資格を取得、卒業後は長野県と栃木県で整骨院に勤務します。さらに東京で整形外科に勤務しながら鍼灸師の国家資格も取得。1991年に帰郷して宇佐整骨院を開業します。

 開業後、西原さんはある問題に直面します。それは、痛みやケガを繰り返して来院する小学生や中学生の多くが、自分の身体をうまく動かせていなかったことです。そこで痛みのないケガをしない体づくりをスタートさせます。その後、小学校入学前の4~6歳児も体を動かせていないことに気付き、そこで着目したのが「日本コアコンディショニング協会」が提唱している理論―動きを良くする体づくりは、乳児が生まれてから立って歩くまでの過程を再学習するのが有効―でした。

西原清 にしはらきよし

#chapter3

体づくり指導の対象は乳児から中高年まで

 「幼児や小学生が体をうまく動かせないのは、社会環境や子育て環境の変化によって乳児期に必要な動きが不足して成長したため、動きの土台が弱いことも大きな要因です」と西原さん。乳児の動きを取り入れたトレーニングは、この点を考慮して実践しています。さらに、「体づくりの指導は整骨院の外での取り組みが必要」との考えから、外部でのトレーニング指導に積極的に携わっています。地元中学生のサッカークラブチーム、小・中・高校生の柔道クラブ、スポーツ少年団、総合型地域スポーツクラブ等で指導にあたっているほか、地域の中・高齢者の健康づくり教室の講師も務めています。

 指導の対象は子供だけでなく、中高年さらには妊婦や乳児にまで及んでいます。「トレーニングは、こどもをはじめアスリートから中高年まで体幹と手足の動きの質を良くして、動きの土台を強くする効果があります。最近は乳児にもエクササイズを体験してもらっています」と西原さん。最後に今後の目標を尋ねたところ次のように話してくれました。
 「こどもたちが夢の実現に必要な体を入手できるように、アスリートが永くスポーツを続けられるように、高齢者が自分の体をいつまでも使い続けられるように、体幹と手足の連動を良くする『動きの土台づくり』の重要性と方法を伝えることをライフワークにしたいですね」。

 関節や筋肉の痛み、骨折や脱臼・捻挫といったケガにお悩みの方、そして何歳になっても元気に動く体を手に入れたい方は、ぜひとも宇佐市役所近くの宇佐整骨院へ。
(取材:2014年12月)

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西原清

痛みが出ずケガもしない体づくりを提唱する整骨のプロ

西原清プロ

柔道整復師

宇佐整骨院

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