親の期待に応える人生から、自分のために生きる人生へ
コラムへのご訪問、ありがとうございます。
大分の心理カウンセラー/高緑ひろみです。
詳しいプロフィールはこちらこちらから。
私は、転職20回・バツイチ・アダルトチルドレンという自分の経験をもとに、
「自分には価値が無い」と思い込んでしまう根本原因に気づき、
自分の人生を自分で選んで歩けるようになるお手伝いをしています。
一人で生きるも楽し。誰かと過ごすのも楽し。
一人で生きることは、決して孤独で可哀そうな人生ではありません。
カウンセリングルーム『セルフリスペクト』は、
自分を尊重し、周りの人たちに感謝しながら、
自立した唯一無二の人生を生きる、すべての人たちを応援しています。
このようなお悩みをいただきました。
自分の意見を持つことができず、人に合わせてばかりです。
そのため、親密な人間関係がつくれず、親友や彼氏もできません。
沈黙を避けようとして、つい思ってもいないことを言ってしまいます。
どうやって人間関係をつくっていけばいいですか?
心理カウンセラー/高緑ひろみが、このご質問にお答えします。
結論!
それは、「自分の価値に気づくこと」です!
まずは、自分に対して次のような質問をしてみましょう。
- どんなことに興味があって、どんなことに感動するのか?
- どんなことが嫌で、どんなときに嫌な気持ちになるのか?
- どんなことをしたら、人から「ありがとう」と言ってもらえたのか?
というように、自分がどんな人間なのかを知り、
自分の価値を自分で認識することが大切です。
自分が認める「自分の価値」が、少しでも見つかれば、
自分に自信がついてきます。
自分の価値は、自分が決めていいんです。
そうすれば、恐る恐る他人の顔色を見ながら話をしなくてもよくなります。
アダルトチルドレンの人たちは、
親に嫌われて見捨てられないようにと、
必死で親の顔色を見てきた人が多いです。
その習慣が社会人になっても、なかなか抜けません。
当然です!
子ども時代は、そうしなければ生きられなかったのですから。
「人の顔色を見る」というのは、当時は大事なスキルだったのです。
しかし、大人になった今では、
自分のことを自分で支えられるようになったので、
そのスキルは、子ども時代の時ほど必要ではなくなりました。
しかしながら、大人になっても、
「人の顔色を見る」ことが重要な場面はたくさんあります。
顔色を見たり、空気を読んだりすることも、
仕事の場面では必要なスキルだからです。
ただ、人の顔色を見ようとし過ぎると、
大人同士が親密になろうとする場面では、
かえってうまくいかないことが多いのも事実です。
なぜなら、相手はあなたのことを知りたいのに、
あなたは相手の顔色を見てばかりいて、
あなたのことを伝えようとしてくれないから。
そうすると、相手はつまらなくなってしまいます。
コミュニケーションは、双方向が一番楽しいのです。
一方的なコミュニケーションでは、お互いに疲れてしまいます。
それは、あなたが悪いわけではありません。
だだ、その時の話題が、
お互いに盛り上がれるものではなかった
だけかもしれないのです。
人には相性というものがあります。
(とっても合う人:何とも思わない人:合わない人=3:5:2)
という割合があると言われています。
つまり、あなたと「合わない人」は、せいぜい全体の2割程度。
そして、あなたと「とっても合う人」は、どんなに頑張っても全体の3割。
あなたのことを「何とも思わない人」は、全体の5割です。
ということは、あなたの味方になってくれる可能性のある人は、
最大で全体の8割(10人中8人)いることになります。
こうしてみると、2割の「合わない人」のことばかり観察し、
必死で合わせようとする必要なんてないと思いませんか?
そんなの疲れるだけです。
それよりは、あなたと「とっても合う人」と、
あなたの考えや気持ち、価値観を共有する方が、
ずっと楽しいと思いませんか?
何がなんでも、みんなと仲良くなる必要なんてありません。
ただひたすらに、お互いを知ろうとすればいいだけです。
お互いの相性が合って、あなたにとって合う人なら、
自然と会話がはずんでいくだけのことです。
あなたは、たくさんの価値を持って生まれてきました。
そんな自分の価値に、あなた自身が気づいていないだけです。
相手をどうにかして振り向かせようとするのではなく、
自分の価値を見つける努力をしてください。
あなたが本来持っている自分の価値に気づき、
その価値を磨くことが、
あなたをさらに魅力的な人に変えていきます。
あなたが気づいた価値の分だけ、
あなたは前よりもずっと魅力的になっています。
魅力的になったあなたの価値に共感した人なら、
あなたとの会話は、自然と盛り上がるに違いありません。
今、あなたが抱えている生きづらさは、
「自分はつまらない人間なんだ」と思い込んでいたことが
根本原因だったのです。
あなたは、つまらない人間なんかじゃない!
さぁ、あなたがまだ気づていない、あなたの価値を、
今から探しに行きましょう!

あなたの考えや感じた気持ち、物事に対する価値観を
ノートに書き出してみてください。
その内容を後から読み返した時、
きっとあなたの価値が浮かび上がってくるでしょう。
もちろん、ネガティブな感覚もあると思いますが、
それも全部含めてあなたの価値です。
どんなことに対して嫌だと思うのかは、
あなたが生きる上で、大事な基準(境界線)となります。
ネガティブな価値観を共有できることも、
人とつながる場合には大事な要素です。
この地球上で唯一無二の大切なあなた。
だからこそ、
あなた自身をまるごと受け入れて、
大切に守ってあげて欲しいと思います。
これまで、あなたが「自分には価値がない」と感じ、
自分の価値に気づけなかったなら、
心理カウンセラー/高緑ひろみにご相談ください。
高緑ひろみが、「価値観ワーク」を通して、
あなたの価値を発掘します。
あなたの中に眠っている素晴らしい価値を
もっと信じてもいいんじゃない?



