アダルトチルドレンの方専門の心理カウンセリングとは?
コラムへのご訪問、ありがとうございます。
大分の心理カウンセラー/高緑ひろみです。
詳しいプロフィールはこちらこちらから。
私は、転職20回・バツイチ・アダルトチルドレンという自分の経験をもとに、
「自分には価値が無い」と思い込んでしまう根本原因に気づき、
自分の人生を自分で選んで歩けるようになるお手伝いをしています。
一人で生きるも楽し。誰かと過ごすのも楽し。
一人で生きることは、決して孤独で可哀そうな人生ではありません。
カウンセリングルーム『セルフリスペクト』は、
自分を尊重し、周りの人たちに感謝しながら、
自立した唯一無二の人生を生きる、すべての人たちを応援しています。
「カウンセリングに行ってみたけれど、3〜5回でやめてしまった」
「そのときは少し楽になったけど、また同じ悩みが戻ってきた」
そんな経験をしたことはありませんか?
実は、アダルトチルドレン(AC)の方の多くが、
3〜5回でカウンセリングを終えてしまう傾向があります。
けれど、それにはちゃんとした「心のメカニズム」があるのです。
では、なぜ3〜5回でやめてしまうのでしょうか?
1. 「安心」よりも「不安」に慣れているから
アダルトチルドレンは、幼少期から「我慢」や「自己犠牲」で生きてきた人が多いです。
そのため、安心して人に頼ることよりも、「我慢してひとりで耐えること」のほうが慣れています。
カウンセリングで少しずつ心を開き始めたとき、安心よりも先に「怖い」「恥ずかしい」「これ以上見られたくない」という感情が出てきます。
この「心の揺れ」を、「もうやめたほうがいいのかも」と誤解してしまうのです。
2. 「依存してしまうのでは」という恐れ
カウンセラーを信頼し始めると、「この人に頼りすぎるのでは?」「自分が弱くなるのでは?」と感じてブレーキをかける人もいます。
でもそれは、人を信頼する力が育ちはじめたサイン。
恐れではなく、回復の始まりなんです。
3. 「変わること」そのものへの抵抗
どんなに良い方向の変化でも、人の心は「今までのパターン」に戻りたがります。
たとえば、長年慣れた「生きづらいけど安定している状態」は、変化よりも安心を感じてしまうことがあります。
変わりたい気持ちと、変わるのが怖い気持ちがぶつかる時期が、ちょうど3〜5回目あたりに訪れます。
4. 「効果がすぐに出ない」と感じやすい
アダルトチルドレンの方は、完璧主義や自己否定感が強い傾向があります。
「3回受けたのに何も変わらない」と感じてしまい、「私には合っていないのかも」とあきらめてしまうことがあります。
でも、心の回復は、ゆっくり育つもの。
焦らず、少しずつ根っこを整えるプロセスが大切です。
カウンセリングを続けるためのヒントとは?
1. 「怖い=悪いこと」ではなく、それは、心の扉が開きかけているサインです。
2. あと1〜2回続けるだけで、見える世界が変わることがあります。
3. 「私はどうなりたいのか?」を言葉にしておくことで、途中で迷いにくくなります。
実は、「やめたい」と思ったときこそ、変化の入り口!
3〜5回でやめたくなるのは、あなただけではありません。
むしろ、そのタイミングこそが「本当の回復が始まる瞬間」です。
心の回復は、焦らず、比べず、ゆっくりと。
「自分を責めない練習」から、少しずつ始めていきましょう。
大分の心理カウンセラー/高緑ひろみも、
アダルトチルドレンを経験しているので、
クライエントのお気持ちはとてもよく分かります。
アダルトチルドレンの方は、
子ども時代の大人からの洗脳により、
自分の存在価値そのものを否定することが、
人間関係の基礎になってしまっています。
何十年にもわたって習慣づけられた
アダルトチルドレンの自己否定感や自己無価値感を、
短時間で再構築するのは、 とても難しいです。
ただし、せっかく気づいた「生きづらさの根本原因」を
そのままにしておくと、
あなたの人生がさらに苦しくなってしまう
可能性も十分にあります。
とても勇気のいる挑戦ですが、
カウンセリングを受ける期間を調整しながら、
継続して過去の自分と向き合うことをお勧めします。
カウンセラーの視点を取り入れることで、
目の前が開けていくことがあるからです。
あなたは、この世界で唯一無二の大切な存在です。
あなたは、悪くありません。
だから、罪悪感を抱く必要はないですし、
自分を否定する必要もありません。
あなたは、あなたのタイミングで、
無理のない歩幅で、前に進んでいけばいいと思っています。
その時に、隣で支えるサポーターとして、
大分の心理カウンセラー/高緑ひろみを
選んでいただければ幸いです。



