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あなたの心は、どうやってつくられていくのか?

高緑ひろみ

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テーマ:心の発達

コラムへのご訪問、ありがとうございます。

大分の心理カウンセラー/高緑ひろみです。

詳しいプロフィールはこちらこちらから。





私は、転職20回・バツイチ・アダルトチルドレンという自分の経験をもとに、

「自分には価値が無い」と思い込んでしまう根本原因に気づき、

自分の人生を自分で選んで歩けるようになるお手伝いをしています。





一人で生きるも楽し。誰かと過ごすのも楽し。

一人で生きることは、決して孤独で可哀そうな人生ではありません。

カウンセリングルーム『セルフリスペクト』は、

自分を尊重し、周りの人たちに感謝しながら、

自立した唯一無二の人生を生きる、すべての人たちを応援しています。






あなたは、「自分の心がどうやってつくられたか」について

考えたことがありますか?






身体の発達は目に見えるので、わかりやすいと思いますが、

心は、なかなか分かりにくいですよね。





一般的には、次の4つの段階を追って発達します。

  1. 乳幼児期(0~6歳)
  2. 学童期(6~13歳)
  3. 思春期(13~22歳)
  4. 成人期(22~40歳)






この4つの発達段階は、すべて親との関係が軸になっています。

社会からの影響もありますが、

その影響も、親の心を通して子どもに伝わり、

子どもの心はつくられていきます。





40年位かかってしまうのかと思うと、

思っていた以上に長いことにびっくりしますね。

一般的には、30歳前後で、

自分の価値観やアイデンティティが定着する人が多いです。






「脳は心」と言われていますから、

脳と身体の発達の仕方は、

相互に協力しながらも、

それぞれのルートをたどります。





また、仕事や恋愛、結婚、出産経験も、

私たちの心の発達にとって、とても重要です。





それぞれの発達段階を具体的にお伝えします。

1. 「乳幼児期」と「学童期」は、子どもが親の生き方を見て学ぶ時期で、親が見ている世界を完コピしようとします。

この時期は、完全に親のフィルター(価値観)を通して世界を見ています。


2. 「思春期」は、それまで親から学び、完コピしたことを土台にして、親から自立しようとする時期です。

学校や塾などで、友だちや教師を通して人間関係を学んだり、様々な情報を収集したりして、親とは違う自分なりの価値観を持とうとします。

「自分の存在」や「自分の社会での役割」について考えるようになり、自分の居場所を見つけることで、自分の人生の方向性が決まっていきます。


3. 「成人期」は、仕事や様々な経験を通して、自分がこの世界でどのように生きていくのかを確立し、社会人として親と同じ心のシステムが完成します。

そして、自らが親になる場合もあります。

もちろん、親にならなくても、親にならないことでの学びもあります。





親の世界を完コピしている12、13歳までの子どもは、こんな感じです。

  • 子どもは親が大好きで、いつも親のことを気にして生きている。
  • 「元気かな?」「機嫌はどうかな?」「自分は親の役に立ってるかな?」「親に必要とされているかな?」といつも考えている。
  • 子どもにとって親は、自分を守ってくれる唯一の存在だから、「いい子」にすることで自分の居場所を必死で守っている。






しかし、親も完璧な人間ではないため、

  • 気分が激しく変化する
  • 嘘をつく
  • 意地悪をする
  • 間違った考え方をする
  • 苦しみをかかえている

などという「負=悪」の部分があります。





そんな親の「負=悪」の部分も、子どもは完コピします。

親の「正=善」の部分と「負=悪」の部分にあまり矛盾がなければ、

子どもは、安心してのびのびと自分の興味を追求し、

自分の能力を伸ばすことができます。





一方で、親が頑張って自分の世話をしてくれている「正=善」の部分をはるかに越えて、

「負=悪」の部分で、親から暴言や暴力、無視などを受けていた場合、

それをまるごと完コピした子どもは、

その親の生き様が心のシステムの土台となるのです。






そのような大きな矛盾を抱えると、

子どもはストレスから身体の病気になったり、

精神疾患になることがあります。





その場合、親は自分の矛盾した心のシステムに気づかないことが多いので、

子どもがどうして病気になったのかわかりません。

自分の大きく矛盾した心のシステムを、

子どもが完コピしたことが原因だなどとは、

夢にも思わないのです。





子どもは、大人になっていくにつれ、

直接親が話さなくても、

親が抱えている苦しみに気づきます。





そして、子どもは親に、

その苦しみを取り除いて欲しいと強く望むようになります。

なぜなら、自分の苦しみは、

かつて自分が完コピした親の生き方が原因だと気づいているから。






子どもは、自分が苦しみから解放されるのと同時に、

親にもその苦しみから解放されて欲しいと望んでいるのです。

子どもは、まるで親を苦しみから救うために

生まれてきたかのようです。





しかし、親子関係は近すぎるがゆえに、感情的になりやすいです。

あなたが、親の負の部分をたくさん抱えてしまい、

生きづらさに悩んでいるなら、

大分の心理カウンセラー/高緑ひろみにご相談ください。





あなたの生い立ちに、その根本原因が隠れています。

まずは、あなた自身の生きづらさを取り除き、

心を軽くすることから始めましょう!






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高緑ひろみ
専門家

高緑ひろみ(心理カウンセラー)

セルフリスペクト

アダルトチルドレンを専門に、認知行動療法などを取り入れた心理カウンセリングを提供。自身の回復経験をもとに、生きづらさを抱える人が自分を尊重し、未来に向けて行動できる心の習慣づくりをサポートします。

高緑ひろみプロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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