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コロナ禍で益々需要の高まりをみせる健康ビジネス(前編)

石川翔太

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2020年2月から続くコロナ禍。
日本では2020年4月の第1波から始まり、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置等により一時は収束するが、その後再び増加するサイクルを繰り返し、現在では第6波が猛威を振るっております。

そんな中、フィットネス業界に於いてもコロナウイルスの影響を受けたことにより大きな転換期を迎えました。

フィットネス業界の市場規模は2019年時点で約5,000億円と19年間で約1.7倍拡大する等成長産業として躍進していました。
しかし、2020年初頭の新型コロナウイルスにより、これまで拡大してきたフィットネス業界も逆風に見舞われます。

新型コロナウイルスについて不確定要素が多いにも関わらず「スポーツジムはクラスター源」「スポーツジムは不要不急の施設」といった風評被害が広まり「感染リスクの高い場所」と特定されたことによって「自粛要請」を強いられる施設が増加した結果、2020年は市場規模、会員数、客単価、利用者数等は軒並み前年対比マイナスとなりました。


しかし、コロナ禍の「自粛ムード」はフィットネス業界にとって悪い影響だけではありませんでした。

緊急事態宣言等により人の活動は制限されたことにより運動不足やストレスによる暴飲暴食に陥り「コロナ太り」という新たな問題が発生すると同時に
ワクチンに対する情報が錯綜する中で、「ワクチンに頼らない」すなわち「自分自身で免疫力を高める」という意識に変化していったのです。

このように回復の兆しを見せるフィットネス業界ですが、今後どのような施設が必要とされ勝ち残れるかについては、次回お伝えします。

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石川翔太(コンサルティング)

アイジャパングループ

「健康寿命」への挑戦・大切なココの創造を目指し目標に向かって猛進していくのが強みです。総合健康産業として、整骨院フィットネスを通して「いつでも気軽に誰でもトレーニングを身近に」を皆様にご提供します

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