布団類の保管業務始めました
本日は、
『クリーニングの裏側』を
ちょっとだけ紹介しようと思います。
皆さんはクリーニング屋さんが
衣類の『汚れを落としたり、シミ抜きをしたり』って
どうやっているかご存知ですか?
まとめて洗濯をして、
シミの残ったものは、
個別にシミ抜きをするといった感じに
思われている方が多いのですが・・・
実は、もっと手間が掛かっているんです。
まず、『洗濯』ですが、
『それぞれの素材で洗い方を変えます。』
ウール、アクリル、カシミア・・・
様々な素材で衣類は作られていますので、
一様に洗うことはできなくて、
洗い方も様々です。
ドライクリーニング、ウェットクリーニング、
ランドリー・・・
縮んでしまったり、
生地が傷んでしまったり、
いろんなトラブルの原因になってしまいますので、
細心の注意を払っております。
素材の詳しい内容はこちら
(参照:全国クリーニング生活衛生同業組合連合会)
↓ ↓ ↓
http://nly.y-ml.com/_cs?m=cl003601&c=6534&u=226
まとめて洗うにしても、
同じ素材でまとめなければなりません。
希少な素材を使った衣類の料金が割高なのも、
一点だけで洗濯しなければならないからなんですね。
そこでひとつ、お客様にお願いがあります。
『衣類の内側についているタグは
切り落とさないでほしいのです。』
私たちはプロですので、
その生地が何の素材なのかは、
概ねわかるのですが、
完璧ではありません。
あの内側のタグ・・・
私たちにとってはすごく大切なんです。
よろしくお願いします。<m(__)m>
それから、『シミ抜き』がまた、
私たちの頭を悩ませます。(^_^;)
『何のシミなのか?』
実は、シミの種類によって
薬剤を使い分けているんです。
ジュースのシミでも、
果汁なのか着色料のシミなのか・・・
オレンジ、ブドウ、リンゴ・・・
油汚れも、
動物性、植物性、石油系など・・・
それぞれのシミの原因を探って、
薬剤を選んでシミ抜きを行います。
そして、
私たちクリーニング屋さんは、
『お客様からお預かりした大切な衣類ですので、
絶対に失敗するわけにはいかない!!』
『このシミ!!絶対に落としてやる!!』
など情熱を燃やして仕事をしている人が
ほとんどなんです。
だって・・・
普通は、クリーニング屋さんをやろうとは
なかなか思いませんもの。(笑)
手間もかかるし、時間もかかるし・・・
でも、私たちはクリーニング
するのが好きなんです。
お客様から預かった衣類をキレイにして、
喜んでいただく顔を見るのが好きなんです。
こんな私たちですが、
これからも末永いお付き合いを
どうぞよろしくお願いいたします。