職人さん不足です

大徳美術店主髙橋です。最近は上手い職人さんが次から次へといなくなっております。昔からの技術を受け継いだ職人さんが高齢化や病気で亡くなると後がいないのです。また、昔ながらの徒弟制度がなくなったせいで弟子に入ってもすぐにパワハラだ！と言って辞めていきます。若い方は技術が上手くなるまでに耐えられないのです。しかしパワハラは良いことではありませんが今の職人さん達はそういうのは全部パワハラだとは考えずに受け止めて先生達に叱られながら上手くなっていった人たちばかりでチヤホヤ褒められて上手くなった人など1人もいません。その辺のさじ加減と言うか、難しいところですが上手い人がいなくなると私たちは非常に困ります。特に刀を研ぐ職人さんがどんどんいなくなり、また掛軸の表具屋さんもどこの街を見てもほぼ皆無の状態です。おうちの形態も変わり、今は床の間が無くなりましたので掛軸などは必要なくなったでしょうけどとても寂しい事です。でも私は掛軸は大好きですので掛軸がある方はぜひ大徳美術までご連絡ください、買取らせて頂きますので。