新潟のお客様のお話
AI(エーアイ)と言う単語を聞かない日は有りません。
ITを生業としている私は学んで置こうというスタンスで使っています。
私が実際に使っている例
Q:
「EXCEL-VBAで改ページ制御をしたい場合?」
A:
● 水平方向に改ページを挿入する(例:5行目の上に)
Sub AddHorizontalPageBreak()
ActiveSheet.HPageBreaks.Add Before:=Rows(5)
End Sub
この様な内容の回答が2,3秒で得られます。
私の過去の開発事例の中には「HPageBreaks」を使って実際に制御しており回答としては十分でした。
Qに対する直接的な回答以外にも関連が深いとされる項目についてを複数表示するケースもあります。
これはChatGpt(OPEN AI)の無料版を使った例です。
ChatGptが無い頃は
GoogleCrome等の検索エンジンで「EXCEL-VBAで改ページ制御をしたい場合」と入力して
得られた結果一覧に表示されているサイトを開き
その記事を読み進めて使えるか、使えないかを繰り返していきます。
必要な情報に辿り着くまでは、「運」に左右されます。
その消費時間は予測が出来ないです。
この様な使い方に対して、AIは、タイムコストパフーマンスで優れていると思います。
仕事の手順として、先ずはChatGptの回答を得てから不十分であればGoogleCromeで検索し直す。
そうなっているのです。
AIという仕掛けに思う事
コンピュータに最初に接してから約50年が経過しました。
私は高校出てすぐに日立のコンピュータ学校に入学出来る会社に採用して頂きました。
当初は、汎用機のハードウエアの保守員の勉強を給料頂きながら10か月間の教育を受けたのです。
CPU(演算装置)が必要であり、補助的に記憶装置としてのメモリー装置があり
それを整然と動作させる為のOS(オペレーティングシステム)があり・・・・
当時数億円する汎用機を買える大企業様を対象に日立はHITAC(ハイタック)Mシリーズを売り込み
その関連ハードウエアを保守する為の要員が大量に必要となり時代の流れに乗れた私はラッキーでした。
現在は、ノートパソコン等の普及で汎用機の数千倍の性能のマシンが数万円で買えるように時代です
そんな時代に、AIが登場してかなりの時間が経ちました。
その具体的な仕掛けは、どのように作られているのは、私らのレベルでは知る由は有りません。
しかし、コンピュータ自体は私が学んだ汎用機のハードウエアのアーキテクチャーは全く変わって居ないのです。
AIは人口知能とか言われる事は有りますが、実際に人間の知能に匹敵する画期的なアーキテクチャーが開発された訳ではないのです。
高性能CPUと巨大なメモリ空間を持てるようになった。それを駆使しながらAIを実現しています。
実現するためのアルゴリズムが工夫されているのでしょう。その為に莫大な投資が行われています。
生成AIも登場しています。ファイク映像が簡単に出来てしまいます。
画像情報も音楽情報も膨大な0と1の組み合わせ情報に過ぎないのですから、生成AIにとってはそう難しい事では無いです。
災害時のデマ情報や、詐欺ツールとして使われている現実が有ります。
実際、この様な機能が必要なのか?
私は必要の無い機能であると思います。
AIは一つのツール(治具)に過ぎません。
それを有効的に使いこなす技術の方が大切だと思います。



