通信販売で商品を売る SDGsの考え方・取り組み方 通信販売のSDGsの取り組み まとめ盤
「SDGs」持続可能な開発目標
2015年9月25日に国連総会で採択された、持続可能な開発のための17の国際目標です 。
こちらに取り組み、もしくはこれからどう取り組むかをされている方、会社、団体は多いのではないでしょうか?
3/1分で通信販売のSDGsについてまとめましたが、そもそも筆者がSDGsどのように考え、店舗として取り組んだのかをまとめたいと思います。これから考える、取り組むといった方、もうすでに取り組みを進められた方にこういう考え方があるという1つになればいいと思っております。
SDGsの考え方
17のテーマを深掘りするのも重要かと思いますが、筆者の解釈としては「持続可能」という点を最重視しています。「無理なく(=否定しない)」、「合理的に」、「継続できる」が筆者の「持続可能」のキーワードとみています。
「無理なく(=否定しない)」
同じ意味をテーマごとに言葉をいろいろ言い換えることができるポイントだと思います。
「無理なく」=「否定しない」を筆者の中では使い分けています。
「無理なく」を使用するときは生活・仕事など人間行動に関するとき
「否定しない」は人格・言語・文化・思考など人間そのもの・内面に関するとき
いろいろな意見・考え方がある中で、「1つの考え方でやる」と「すべてを受け入れる」この2つは対極の考え方で、どちらでやってもどこかに無理・不満が生じるか、行動ができなくなってしまいます。どのテーマ・どの行動にも当てはまります。
「無理なく(=否定しない)」はちょうど真ん中の考え方で、程よく取り入れ、まとめて改善の余地を残しながら動くという、前進するための考え方でもあります。
取りまとめの際のリーダーシップ(=差配)で周囲への影響が変化するので注意が必要です。
「合理的に」
物事を考える場合、考え方にもいろいろあります。(感情的・慣習的など)
今回あえてすべてを列挙しませんが、できる限り「科学的・合理的な」考え方を進めるのがSDGsを理解する上で重要なポイントです。
筆者としても考え方は正しいと思いますが、考え方を一新する場合も多いので、変化を受け入れるのに時間がかかる・拒否してしまう人も多いとは思います。
大事なのは前項の「無理なく(=否定しない)」ことを両立することです。
「継続できる」
取り組みを継続するということは維持するにも労力を使うため、継続し続けられる体制づくりが求められます。
「取り組みを続けられる手順・方法」
長く続けるためには誰もができるような手順・方法にしておくことが大事です。
出来るようになったら次に伝えられるよう努力も必要です。
「社内・団体内で共有できる理念・理解」
内部で理解が足りていないと、どんなに立派な理念でも徐々に廃れていきます。
教育・会議などを通じて理念を共有して理解しあうことが大事です。
「受け入れられる周囲・世論の環境」
内部理解が進んでも、外部理解が受け入れられる内容かどうかが大事になります。
継続するには「無理なく」「合理的に」を満たした上でないと、続けることは難しいでしょう。
SDGsに取り組むには
SDGsのテーマ自体は17ありますが、難しく考えなければどれもシンプルで当たり前のものです。どれか1つでいいのでテーマを選び「無理なく(=否定しない)」、「合理的に」、「継続できる」に当てはめるとSDGsに取り組んだことになります。
取り組みの注意点
注意点があり、例えば SDGs11の取り組みで「社内から排出するごみの量を減らしたい」としたときに取り組み内容のテーマが
「ごみを捨てない」「ごみを出さない」はNGです。
ごみを一切出さない人間はいないからで、目標に無理があり、合理的でもなく、そもそもできない内容です。
この場合での取り組みの具体的なテーマの例としては
「使えるものは再利用する」「補充・詰め替えを利用する」などがよいでしょう。
全員で理解して取り組むことで結果ごみを減らすことができるからです。
一人一人が取り組みを口に出すことも大事です。どの取り組みにも言えますが、口に出すことで自分自身や周りの理解促進にもつながり、全体で意欲的に取り組むことができます。
SDGsの考え方 取り組み まとめ
SDGsはテーマに沿って「無理なく(=否定しない)」、「合理的に」、「継続できる」をできるだけ多くの人が実践していけば目標の達成が見込めます。
どれもが達成すべき目標であることは間違いないので、少しでも意識する人が多くなることを願っております。
高い特別な意識が必要な内容でもありません、日ごろのちょっとしたことを気を付けるだけでいいと筆者は理解しております。
ぜひ興味を少しでも持っていただければ幸いです。