送料を抑えた商品開発 実践編
「SDGs」持続可能な開発目標
2015年9月25日に国連総会で採択された、持続可能な開発のための17の国際目標です 。
こちらに取り組み、もしくはこれからどう取り組むかをされている方、会社、団体は多いのではないでしょうか?
17のテーマを深掘りするのも重要かと思いますが、筆者の解釈としては「持続可能」という点を最重視しています。「無理なく」、「合理的に」、「継続できる」が筆者の「持続可能」のキーワードとみています。
では通信販売ではどのような取り組みができるのでしょうか?
筆者の経営店「健康生活応援ショップ」でのSDGsを実践していることをご紹介致します。
通信販売では主に梱包・出荷がメインの作業になります。SDGsを実践するのであれば、まず自ら取り組める作業をすることが一番大事かと思います。
そこで梱包・出荷作業について取り組んでいることについて
通信販売での発送の際に優先・重視することを順番に並べると
「商品を壊さない」→「【シンプル】且つ【きれいに】入れる」→「早く出荷する」
だと筆者は定義しています。
言葉に表すとどれも当たり前の内容ですが、常に意識して取り組むべき基礎中の基礎です。
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〇商品を壊さない → 通信販売は商品を発送して届けるお仕事です。お客様のもとに届き、開封され、きれいな状態で出てくる。一番の通信販売のサービスです。
〇「【シンプル】且つ【きれいに】入れる」 → 化粧箱など専用の箱を使えばきれいには入れられると思います。ですが、ちょうどの箱・袋にシンプル(=規則的)にきれい(=無理なく合理的)に入れるだけでも商品への思い入れ・丁寧さは伝わります。
〇早く届ける → 通販で商品を買うということは、モノに触れずにお金を払っているということなので無意識な不安が残っています。 商品が早く届くということは不安を払しょくし【安心】【信頼】されるポイントになります。
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これらを実践したうえでのSDGsの取り組みはこちらになります。
健康生活応援ショップでメインページに掲示しているSDGsの取り組みついてです。
〇段ボール箱を適切な大きさで SDGs 11. 住み続けられるまちづくりを
発送時の箱・袋を適切な大きさにすることで、無駄なスペースがなくなり、商品自体が中で動きにくくなります。こうすることで内部の破損を防ぎ、無駄な緩衝材を節約できます。
また袋・箱が大きくなると荷物の体積も比例して大きくなります。
当店での箱の場合(※60サイズを1倍とした場合 ※cm3=立方センチメートル)
60サイズ(6,265cm3)→80サイズ(約3倍17,996 cm3)→100サイズで(約5倍30,740cm3) にもなります。
それだけ無駄なサイズを使うことは配送効率を下げ、破損・へこみ・輸送時の倒れにつながり、何もいいことはありません。最適サイズを選ぶことで「無理なく」、「合理的」な輸送が「継続できる」ようになります。
〇緩衝材を無駄にしない SDGs 12. つくる素材・つかう責任
店舗に到着する荷物には、きれいな状態で届く緩衝材が多く存在しています。ペーパー系、ビニール袋系、ダンボール系などいろいろな素材のもの、タイプが存在します。
何処に使われていたかで商品が汚れてしまうこともあるので注意が必要ですが、これらをただ捨てるだけではなく効率よく再利用することで、事業所のごみを減らし、商品を壊さずお届けすることができます。捨てればゴミ、目的を与えられれば立派な資材になります。
今回記載したことはどれもが「無理なく」「合理的に」「継続できる」SDGs持続可能な開発の考えに沿ったやり方になっているかと思います。 これらを実践していただければ、十分にお客様へのSDGsへのご理解、取り組みへの満足度につながる話だと私は考えております。
こちらに賛同・実践して頂けるのであれば下記の画像をダウンロードしていただきご使用いただいても構いません。ぜひ皆様ができる取り組みを実践していきましょう。
皆様ダウンロード可能です。画像を保存しお使いください。
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