一寸の虫にも五分の魂
ポイントでの還元ではありません。現金での補助です。
支援事業を知らなかったり、あえて説明をしない事業者もあるようです。
他人任せにせず、事業の概要を確認して下さい。
分かりにくい事業の要点を、ポイントを絞ってご説明します。
重要な要件は、下記の通りです。
1.対象となるリフォーム
①住宅の開口部断熱改修-窓・ドア。 新築は対象になりません。
賃貸、別荘も対象に含まれます。店舗・事務所・倉庫は対象外です。
②熱貫流率(Uw値)1.9以下等、建材トップランナー制度2030年目標水準値を超えるも
の等、一定の基準を満たすもの。
2.補助額:上限200万円/戸 ただし、対象工事費の1/2まで。
①基準
・補助単価(工種・グレード・大きさ)×施工箇所数=1つの住宅における合計補助額
・工種 ガラス交換、内窓設置、外窓交換(カバー工法)、外窓交換(はつり工法)
・グレード SS、S、A、(中高層-B)
・大きさ 大、中、小(極小含む)
②住宅種別
・戸建住宅・低層(3階建以下)集合住宅
・中高層(4階建以上)集合住宅
③対象の製品
・事務局に対象製品として登録されたものに限ります。
④内窓設置がお薦めです。
・費用と工期を勘案すると、最もコストパフォーマンスが高く、さらに防音効果も向上します。
3.対象の期間
①着工
令和5年11月2日以降に対象工事に着手したもの。契約日は要件ではありません。
②完成
令和6年12月31日までに完成し、かつ申請を完了すること。ただし予算に達した時点で早期締切があります。
③予約
令和6年11月30日までなら、補助金の一時的確保が可能です。
4.申請の流れ
①申請者
事業者登録を受けた施工業者が申請者となります。工事発注者ではありません。
施工業者と施主は、工事請負契約とは別に、本事業の共同事業契約を結ぶ必要があります。
②分離発注
代表申請者がとりまとめて申請します。個別申請ではありません。
③事業者登録
令和6年1月中旬より受付開始。対象工事の契約・着工後でも登録が可能。
施工業者は法人・個人の別、並びに建設業許可登録の有無は問いません。
④申請時期
令和6年3月下旬より受付開始。ネット申請のみとなります。