御代田町で外壁塗装工事が完了しました。『社内検査・施主検査』
外壁の風合いはそのままでキレイに保ちたい!でも費用が気になる!
「せっかく気に入ってる外壁のデザイン、このまま残したいな…」
「でも、劣化も気になるしメンテナンスの時期かも?」
「クリア塗装って聞いたことあるけど、いくらぐらいするの?」
そんな疑問やお悩み、実は多くの住宅オーナーが感じていることです。
外壁の美しさを保ちつつ、紫外線や雨からしっかり守ってくれる「クリア塗装」は、近年ますます注目を集めています。
しかしその一方で、クリア塗装は通常の塗り替えと異なる点も多く、「相場がよくわからない」「選び方が難しい」と感じる方も少なくありません。
この記事では、外壁クリア塗装の相場を塗料別にわかりやすく解説し、必要な費用の内訳、注意点、業者選びのポイントまで、ご紹介していきます。
外壁クリア塗装の費用相場を塗料別に比較
クリア塗装は、無色透明の塗料を使い、現在の外壁デザインを活かしたまま保護する工法です。
使用する塗料の種類によって価格が大きく異なるため、まずは塗料別の相場を表にまとめました。
| 塗料の種類 | 耐久性 | 相場(1㎡あたり) |
| アクリル系 | 約3〜5年 | 1,000〜2,000円 |
| ウレタン系 | 約5〜8年 | 1,500〜2,500円 |
| シリコン系 | 約8〜12年 | 2,000〜3,500円 |
| フッ素系 | 約12〜15年 | 3,000〜5,000円 |
| 無機系 | 約15〜20年 | 3,500〜5,500円 |
グレードが高くなるほど耐久性もアップしますが、当然費用も上がっていきます。外壁材の種類や現在の劣化状態に応じて、過剰なスペックを避け、バランスの取れた選択が重要です。
クリア塗装の費用に含まれる内訳とは?
クリア塗装は塗料のグレード以外にも、以下のような要素が費用に影響を与えます。
見積もりの際にはこれらが含まれているかをしっかり確認しましょう。
下地処理
既存の外壁にヒビや汚れ、カビなどがある場合、それらを取り除いたり補修する作業が発生します。
クリア塗料は“透ける”性質があるため、下地処理の丁寧さが仕上がりに直結します。
足場設置費用
2階建て以上の建物では、足場が必要になります。
一般的に20万円前後かかる場合が多く、これを除外して見積もられていることもあるため要注意です。
付帯部の塗装
軒天、雨樋、窓枠など、外壁以外の箇所も塗装する場合には、別途費用が必要になります。
見積もりでは「付帯部塗装」項目が明記されているか確認しましょう。
見積もりで失敗しないためのチェックポイント
外壁クリア塗装を成功させるには、見積もりの時点でしっかりと内容を見極めることが大切です。
外壁の実際の面積を把握する
見積もりの元になるのは“外壁の面積”。正確な数値でなければ、費用も大きくズレてしまいます。
図面から割り出すか、現地調査で業者が採寸した数値を確認しましょう。
外壁の実際の面積を把握する
「クリア塗料」とひと口に言っても、性能は千差万別です。
業者によっては同じシリコンでも安価な商品を使っている場合もあるので、メーカー名や商品名まで確認できると安心です。
保証内容の有無を確認する
塗装後の不具合に対して、どの程度の保証があるのかも重要です。
耐久性のある塗料を選んでも、施工不良があれば台無しになってしまいます。
5〜10年程度の保証が一般的ですが、保証書の発行有無や内容をよく確認しましょう。
クリア塗装のメリットとデメリットを正しく理解する
クリア塗装には通常の塗り替えにはない特徴があります。
施工前にその性質を理解しておくことで、後悔のない選択ができるようになります。
クリア塗装のメリット
■既存の外壁デザインを活かせる:タイル調やレンガ調のサイディングをそのまま残したい場合に最適です。
■紫外線や雨からの保護効果:透明な塗膜でも、しっかりと外壁をコーティングし、劣化を防ぎます。
■汚れやカビの発生を防ぎ、美観を長持ちさせる:防カビ・防藻機能がついた製品も多く、清掃頻度を減らせます。
クリア塗装のデメリット
■下地が透けて見えるため、劣化部分が目立つ:補修跡やひび割れがある場合、それがそのまま見えてしまうことも。
■色あせは防げない:既に色が褪せている外壁に施工しても、元の色がそのまま残るだけで、色を戻すことはできません。
■高グレードの塗料は価格が高い:無機やフッ素などの高耐久塗料は費用も高めです。
工事を検討する際の注意点と進め方
クリア塗装はすべての外壁に適しているわけではありません。
施工前に以下のポイントをチェックしておきましょう。
外壁の状態を事前に診断してもらう
チョーキング(白い粉が付く現象)が進行している場合や、ひび割れが多い場合はクリア塗装には向かないケースもあります。
まずは無料診断をしてもらい、施工可能か判断してもらいましょう。
複数業者から相見積もりを取る
1社の提案だけで即決せず、2〜3社から見積もりを取り、提案内容と金額を比較しましょう。特に下地処理の有無や保証内容の違いを丁寧に見極めることが重要です。
外壁の美しさを保つなら、クリア塗装は有力な選択肢
外壁の色や模様をそのまま活かしながら、美観と耐久性を向上させられるクリア塗装。
費用は使用する塗料や外壁の状態によって変動しますが、相場を把握し、施工内容を見極めることで、納得のいくリフォームが可能になります。
無機やフッ素など高耐久な塗料を選べば、長期的にメンテナンス頻度を抑えることもでき、結果的にコストパフォーマンスが高まります。
まずは信頼できる業者と相談し、自宅の外壁に最適なプランを見つけましょう。



