本革パンチングシート亀裂補修のご紹介
上田のお客様革シート傷補修、車両搬入・代車貸出・カード支払いのご予約
上田在住のお客様よりプジョー308のシート傷補修のご依頼いただきました。鮮やかなグリーンの車両の助手席側背もたれサポート部に3本の線傷があります。
線傷とは別に少し離れた箇所に10ミリほどの変色した痕があります。よく見るとこの下にも線傷らしい跡が確認できます。ここも線傷があり広がらないように接着剤で手直した箇所のようです。ここも含め計4箇所の傷補修です。
施工時間は約半日、今回お車は客様に搬入いただき、代車貸出・カード支払いで御予約いただきましたので、対応させていただきました。
削りと盛りの繰り返しの下地処理修正
傷自体は表皮を貫通するほど深いものではありませんが、シートの表皮はある程度引っ張られた状態で装着されています。ここに傷が入ると僅かではありますが山状に盛り上がってしまいます。傷がある時は色が同一でないため、この山状の盛り上がりが見えないのですが、補修が進み色が合った時点で、この膨らみが見えてきます。そのために下処理は傷を埋める盛り修正と、この山状の盛り上がりを削る、削り修正を交互に行う必要がでてきます。
黒の艶消しに色違いのステッチ、塗装で染まらないようマスキングにて対応
表皮の色は黒の艶消しです。艶消しが強いので、見た目にはグレーぽく見えますが、色としてはほぼ黒です。そこに2本のステッチが走っています。1本は表皮に近い色ですが、もう1本は薄い黄色です。このステッチが表皮と同じ色に染まってしまうとなんとも格好がつかなくなってしまいます。ステッチの色を残すためマスキングをやり替える方法で対応しました。
引き取りに来られたお客様は「オーッツ！ きれいになってる傷みえない！」と喜んでいただけました。
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