クラウンぽくない新型クラウン、ガラスコーティングのご紹介
千曲市のお客様「鋳物の馬の置物直りますか」
千曲市のお客様より、馬の置物の尻尾が欠けてしまい困ってます。鋳物製だと思うのですが何とか直りませんか?という内容のお問合せをいただきました。
直ると即答できなかったので「いそがないのであれば、しばらく検討させてください。」ということで置物を持って来ていただきました。
置物であってもちょっと痛々しいく感じます。
甲殻類にどうやって骨を付けるのか?が最大の問題!
置物自体は鋳鉄製で、「ロストワックス鋳造法」で製造されたものです。お客様の話によると、何度か接着できないかと試みたけど、「上手くいかなかった」ようで、破断面のグラインダーの跡は苦戦の跡でもあるようです。
胴体側内部は空洞。尻尾裏側は無垢状態からしばらくして肉抜きがされていますが、持った感触から1キロは軽く超えそうです。中に補強となる芯、動物で言えば骨が必要です。しかし胴体側は空洞ですので、どうやってここに補強を固定するかです。言い換えれば、本物の馬は哺乳類ですが、置物の馬は甲殻類のようなものです。甲殻類にどうやって骨を付けるのか?が問題です。
溶接を使わず、中にも落ちない!外にも抜けない!骨を固定する!??
極、特殊な例を除き、鋳物に溶接することはできません。空洞の胴体側に例えばボルトのような骨になるものを入れ、それが中に落ちない、外にも抜けない状態を溶接を使わず完結する方法が必要です。
φ15の穴にボルト・φ18のワッシャーを入れ固定!これで決まり!
胴体側の穴は最長で15ミリの変形した円。ここにボルト、直径18ミリのワッシャー(一部加工)を入れエポキシ接着剤で固定するれば、ハンマーで叩いたりしないかぎり壊れないだろう!案が浮かんだ段階でお客様に連絡おおよその予算を告げ施工開始となりました。
お客様が大切にしていた馬の置物リペア完成です。
なんとなく馬も元気そうです。お客さまもたいへん喜んでくれました。
こちらこそワクワクするような時間をいただきました。ありがとうございました。
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