クラウンぽくない新型クラウン、ガラスコーティングのご紹介
ツーリングカーレース1300㏄以下クラスは「サニー対スターレット」
日産サニーのダッシュボードリペアご依頼いただきました。若い人は「サニー」と言われても「何だそれ？」の方も多いと思いますが1966年デビュー。当時は日産のブランド「ダットサン」が使用され「ダットサンサニー」と呼ばれました。
60年から70年代は市販車をベースにしたツーリングカーレースが盛んで、レース結果がそのまま販売に直結するため各社力を入れていたようです。
1600㏄以上のクラスは王者スカイラインGTRが、1300㏄以下のクラスはサニーが天敵トヨタのスターレットと死闘を繰り広げました。これらの車両は「羊の革を被った狼」と評されました。
巷では「技術の日産、販売のトヨタ」と言われ、日本の名車の中の一台と言っても過言でないと思います。今回車両はその初期モデルのようです。
サニーをレストア、ダッシュボードの傷をリペア
そのサニーを見事にレストア。販売予定だそうです。ここまで仕上げるのにたいへんだったようで「いい勉強になりました。」とお世話になっている業者さんからのリペア依頼でした。
傷はダッシュボードの助手席側にあり、素材はプラスチックです。古い車両だけに経年劣化が心配でしたが、ひび割れは一箇所だけなので、なんとか補修できそうです。
施工はいつものようにクリーニングからスタートしましたが、僕の友人もちょうどこのサニーと同型を乗っており一緒に同乗したことが懐かしくて、そうそうこんなインパネだった。ダッシュボードの真ん中に灰皿があるのも今では考えられないね！当時の事を思い出しながらの施工となりました。
そんな昔を懐かしんでいたためか、施工完了マスキングを外した時点で、施工工程の写真撮影を一切忘れていたことに気がつきました。
ビフォー＆アフターのみご覧ください。
社長さんに確認いただき「いいね！いいね！」と喜んでいただきました。
今回は昔を懐かしんで、あれこれと書き綴りましたが、記憶に誤りがありましたらご容赦いただきたいと思います。
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